Offical Playing Rules
43rd Season一部改訂
ルール403、ルール404 変更箇所は赤字で記載
ルール101 リンク
a: ミスコンダクトホッケーリーグ(MHL)は整備されたプラスティック製、木製、又はコンクリート製の床で行われる。
b: リンクはルールによって定められた基準によって床にマークを施される。
c: リンクのサイズは幅20~30m、長さ40~60mとする。それ以下のサイズの場合は3on3を行うものとする。
各コーナーは弧を描くように設置され、その半径はリンクサイズによって規定される。
d: リンクはその周囲をボードによって囲むものとする。
ルール102 ゴールポスト及びネット
a: ゴールは金属等の材質とし、サイズは幅1.83m、高さ1.22mとする。
b: ゴールにはいかなるショットにも耐えうる十分な強度のあるネットを張る。
c: ゴールバー、及びゴールポストは赤又は青に塗装される。その他の部分は白で塗装されていてもかまわない。
ルール 103 ゴールクリーズ
a: それぞれのゴールの前にはゴールクリーズが用意される。
b: ゴールクリーズはすべてのプレーヤーから認識されるように表示される。
c: リンクの両端を結ぶように引いた赤又は青いラインを「ゴールライン」と呼ぶ。ゴールラインはリンクを完全に横切るものとする。
ルール 104 フェイスオフスポット
a: 直径30cm、またはそれと同等サイズのフェイスオフスポットを用意する。
リンクの中心に、センターフェイスオフスポットを作る。
ゲーム開始時、各ピリオド開始時、ゴール後、ミスジャッジ、オーバータイム開始時はこのスポットからのフェイスオフで開始される。
b: 両エンドゾーン内のエンドラインから最低5.5m、フェンスから最低4m離れた位置に左右1ヶ所づつエンドフェイスオフスポットを作る。
また、センターラインから最低3m、フェンスから最低4m離れた位置に左右1ヶ所づつミドルフェイスオフスポットを作る。
c: フェイスオフの時、すべてのフェイスオフスポットから、最低2mは離れなければならない。
ルール 105 プレーヤーベンチ
a: リンクには各チームが利用するスペースを用意し、同義的にプレーヤーベンチと呼ぶ。
各プレーヤーベンチは最低10名を収容できるものとし、リンクサイドの出来るだけリンク中央に近い位置に設置する。
全てのドアはリンクの内側から外側に向かって開くものとする。
b: ユニフォームを着用した選手と最多で3名までのチームスタッフしかベンチには入れない。
c: チームスタッフは中学生以上でなければならない。すべての防具を着用した選手以外の小学生以下の子供は、チームスタッフにはなれない。
d: ホームチームは、オフィシャル席から見て、右サイドのベンチを利用する。
e: ゲーム中はベンチの移動は無い。
f: ゲームが2ピリオド以上ある場合、最初のピリオドは自ベンチから遠いサイドのゴールを守り、ハーフタイムでサイドを入れ替える。
ルール 106 ペナルティベンチ
a: リンクにはペナルティを犯したプレーヤーが利用するスペースが用意される。
ペナルティベンチはプレーヤーベンチから間隔をあけて設置され、出来ればプレーヤーベンチと反対のリンクサイドに設置されるのが望ましい。
ルール 107 レフリークリーズ
a: オフィシャル席のすぐ前に赤又は青いラインで区画された場所を、レフリークリーズと呼ぶ。
a: ミスコンダクトホッケーリーグ(MHL)は整備されたプラスティック製、木製、又はコンクリート製の床で行われる。
b: リンクはルールによって定められた基準によって床にマークを施される。
c: リンクのサイズは幅20~30m、長さ40~60mとする。それ以下のサイズの場合は3on3を行うものとする。
各コーナーは弧を描くように設置され、その半径はリンクサイズによって規定される。
d: リンクはその周囲をボードによって囲むものとする。
ルール102 ゴールポスト及びネット
a: ゴールは金属等の材質とし、サイズは幅1.83m、高さ1.22mとする。
b: ゴールにはいかなるショットにも耐えうる十分な強度のあるネットを張る。
c: ゴールバー、及びゴールポストは赤又は青に塗装される。その他の部分は白で塗装されていてもかまわない。
ルール 103 ゴールクリーズ
a: それぞれのゴールの前にはゴールクリーズが用意される。
b: ゴールクリーズはすべてのプレーヤーから認識されるように表示される。
c: リンクの両端を結ぶように引いた赤又は青いラインを「ゴールライン」と呼ぶ。ゴールラインはリンクを完全に横切るものとする。
ルール 104 フェイスオフスポット
a: 直径30cm、またはそれと同等サイズのフェイスオフスポットを用意する。
リンクの中心に、センターフェイスオフスポットを作る。
ゲーム開始時、各ピリオド開始時、ゴール後、ミスジャッジ、オーバータイム開始時はこのスポットからのフェイスオフで開始される。
b: 両エンドゾーン内のエンドラインから最低5.5m、フェンスから最低4m離れた位置に左右1ヶ所づつエンドフェイスオフスポットを作る。
また、センターラインから最低3m、フェンスから最低4m離れた位置に左右1ヶ所づつミドルフェイスオフスポットを作る。
c: フェイスオフの時、すべてのフェイスオフスポットから、最低2mは離れなければならない。
ルール 105 プレーヤーベンチ
a: リンクには各チームが利用するスペースを用意し、同義的にプレーヤーベンチと呼ぶ。
各プレーヤーベンチは最低10名を収容できるものとし、リンクサイドの出来るだけリンク中央に近い位置に設置する。
全てのドアはリンクの内側から外側に向かって開くものとする。
b: ユニフォームを着用した選手と最多で3名までのチームスタッフしかベンチには入れない。
c: チームスタッフは中学生以上でなければならない。すべての防具を着用した選手以外の小学生以下の子供は、チームスタッフにはなれない。
d: ホームチームは、オフィシャル席から見て、右サイドのベンチを利用する。
e: ゲーム中はベンチの移動は無い。
f: ゲームが2ピリオド以上ある場合、最初のピリオドは自ベンチから遠いサイドのゴールを守り、ハーフタイムでサイドを入れ替える。
ルール 106 ペナルティベンチ
a: リンクにはペナルティを犯したプレーヤーが利用するスペースが用意される。
ペナルティベンチはプレーヤーベンチから間隔をあけて設置され、出来ればプレーヤーベンチと反対のリンクサイドに設置されるのが望ましい。
ルール 107 レフリークリーズ
a: オフィシャル席のすぐ前に赤又は青いラインで区画された場所を、レフリークリーズと呼ぶ。
ルール 201 チーム構成
a: ゲーム中にフロアに出せるプレーヤーの数は、リンクサイズにより各チーム4人又は3人となる。なお、それらはMHLディレクターの判断により決定する。
b: 1ゲームに参加できるチームの最多人数は14人とする。シーズン登録メンバーは最大30人とする。
c: プレーヤーとは、すべての用具(スティック、スケート靴、防具、ユニフォーム、ロングパンツ)を身につけている選手の事を指す。
プレーヤーは、ヘルメット、グローブ以外の防具をユニフォーム、又はロングパンツの下に着用しなければならない。
d: ゴーリーとは、すべてのGK用具(スティック、スケート靴、防具、ユニフォーム)を身につけている選手の事を指す。
ゴーリーは、フェイスマスク、グローブ(ブロッカー、キャッチャー)、ゴーリー用レッグパッド以外の防具はすべてユニフォームの下に着用しなければならない。
ゴーリーはプレーヤーとは異なり、特権としてパックをグローブ、レッグパッドや身体の一部で押さえる事が許されている。
e: チームはゲーム開始時に、全ての防具をつけた最低3名の選手がリンク上にいなくてはいけない。(プレーヤー2名、GK1名 or プレーヤー3名)
揃えられない場合、タイムアウトの消化、又はディレイングザゲームのペナルティ、没収試合が科せられる。
全てのクラスでゴーリーをつけることとする。後半が始まる時点でゴーリーがいない場合は没収試合となる。
ゲーム中、ペナルティや負傷等の理由でフロア上に選手が2人以下になってしまう場合は、その試合は没収試合となる。
f: KidsDivision以外のDivisionではプレーイングコーチを認める。
ルール 202 チームキャプテン
a: 各チーム1人のキャプテンを指名でき、そのプレーヤーだけが試合中に起こり得るルール解釈上の問題について質問する特権を持つ。
キャプテンはジャージ前面の目立つ位置に約8cm程度で分かりやすい色の「C」マークを付ける。
もしキャプテンに「C」マークが付いていない場合、オフィシャル席にて「C」マークの腕章をレンタルして着用する。
b: 副キャプテン(2人以下)キャプテンと同等の特権を持つ。
副キャプテンはジャージ前面の目立つ位置に約8cm程度で分かりやすい色の「A」マークを付ける。
もし副キャプテンに「A」マークが付いていない場合、オフィシャル席にて「A」マークの腕章をレンタルして着用する。
c: 各チームは試合前のロースター提出時に、必ずキャプテン、副キャプテンを記入しなければならない。
d: ゴーリーはキャプテン又は副キャプテンにはなれない。
e: ペナルティに対する抗議は「ルールの解釈」に対するものではないとし、このような抗議を行ったキャプテン又はプレーヤーはマイナーペナルティの対象となる。
ルール 203 ユニフォームを着用する選手
a: ゲーム開始時に各チームのキャプテンは決定していること。
出場選手は各ゲームごとに決定し、ロースターに記入し提出すること。
b: リーグ戦又はトーナメントの開始時に全登録メンバーをロースターにフルネームで記入して提出しなくてはいけない。
ロースターへの追加、変更がある場合は所定の期限内に所定の手続きを経て行わなくてはならない。
c: 各チームは一度に1人のゴーリーしかフロアに出すことは出来ない。
ゴーリーは他のプレーヤーと交代することが出来るが、交代したプレーヤーはゴーリーの特権は認められない。
d: いかなる理由であれ交代したゴーリーにはウォームアップの時間は与えられない。
ルール 204 選手登録
a: 出場選手は事前に登録した選手に限る。
登録以外の選手がゲームに出場した場合、そのゲームは没収試合となり、その試合のスコアは0-15となる。(試合時間が半分のDivisionは0-8となる。)
なお、このルールは、ゲーム終了後でもさかのぼって適応される。
b: 選手の新規登録は、すべてのDivisionで最終節が始まる前まで可能だが、プレーオフ期間に入ってからの追加は認められない。
選手の移籍は7試合目(試合数の少ないDivisionは4試合目)が始まる前まで可能だが、シーズン中に一度参加したチームに再加入することは出来ない。
ロースターに記入されていても、その選手が1ゲームも参加していない場合は、移籍ではなく新規登録扱いとなる。
なお、その選手が参加しているか否かは、そのシーズンに提出されたロースターにて確認を行う。
c: すべての選手登録は、試合登録用のロースターを使用して、MHLへ書面で提出すること。
d: Divisionをまたいでの移動は、新規登録と見なされる。
Divisionをまたいでの移動で、下のDivisionへの移動は隣り合うDivision1つまでとする。上のDivisionへの移動は、この限りではない。
Ex)シーズン最初に、Silver,Bronze,Brass Divisionに参加していた選手は、Copper Divisionには参加出来るが、Iron Divisionには参加できない。
ルール 205 選手交代
a: プレーヤーはいつでもプレーヤーベンチから交代することが出来るが、フロアからベンチに戻るプレーヤーが、ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーはベンチから出ることは出来ない。
b: ペナルティ終了後のプレーヤーの交代に関しても、フロアからベンチに戻るプレーヤーが、ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーがベンチから出ることは出来ない。
ペナルティベンチとプレーヤーベンチが隣接している場合でも、必ず一度フロアに出てからプレーヤーベンチに戻る事とする。
c: このルールに対して違反があった場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
Note 1 もし交代するプレーヤーが故意にパックにプレーしたり相手プレーヤーに接触した場合、トゥーメニープレーヤーズ・オン・ザ・フロアのペナルティが科せられる。
パックが偶発的に当たった場合はペナルティとはならず、プレーは続行されるが、当たった側のチームプレーヤーがパックをキープした場合、ゲームは止められ最寄りのスポットから再開される。
Note 2 ゴーリーがプレーヤーと交代するときに、交替のプレーヤーはゴーリーがベンチから1.5m以内に近寄ってからでないとフロアには出られない。
このルールに対して違反があった場合、反則とはならないが、違反があったチーム側のエンドフェイスオフスポットから再開される。
d: プレー中断時、特にランニングタイムの時に選手交代は至急行われなくてはならない。
レフリーは時計を止め、遅いチームに対して警告を与える。この警告の後も遅れるような場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
e: ゲーム中、なんらかの原因でゴーリーがプレー不可能になった場合、プレーヤーがゴーリーの用具を付けてゲームに参加する事は可能である。
しかし、ゲーム中にゴーリーで出場した選手が途中でプレーヤーに代わる事は、禁止とする。
ルール 206 選手の怪我
a: プレーヤーが負傷したり、フロアを離れることを余儀なくされた場合、そのプレーヤーは直ちにゲームを離れ、プレーは継続される。
b: ゴーリーが負傷もしくは具合が悪くなった場合、直ぐにプレーに戻るか又は控えのゴーリーと交代しなくてはならない。
レフリーは負傷又は具合の悪くなったゴーリーが再びポジションにつける様になる為の余分な時間を与えてはならない。
交代したゴーリーにもウォームアップの時間は与えられない。
c: 交代したゴーリーにもゴーリーに対する通常のルールが適用され、その特権も与えられる。
ゴーリーが交代した場合、その後の最初にプレーが止るまで再びゴーリーのポジションには着くことはできない。
d: 負傷したプレーヤーがマイナーペナルティを科せられた場合、ペナルティを科せられたチームは代行のプレーヤーをペナルティベンチに入れなくてはならない。
ペナルティが終了するまでは代行のプレーヤーがプレーに参加することは出来ず、ペナルティベンチからのみゲームに戻ることが出来る。
負傷して交代してもらったプレーヤーはそのペナルティタイムが終了するまでゲームに参加することは出来ない。
e: プレーヤーが負傷してプレーを続けられない場合やベンチに帰ることが出来ない場合、負傷したチームがパックを保持するまでプレーは続行される。
プレーヤーが負傷した時にそのプレーヤーのチームがパックを保持していたときは、そのチームがゴールチャンスの場合を除き直ちにプレーは中断される。
しかし、レフリーの判断で危険と認められた場合は、どのタイミングでもゲームを止めることが出来る。
レフリーはこれらの負傷に関わる処理の間は時計を止める。
f: プレーヤーが重傷を負ったと判断されプレーが中断された場合、そのプレーヤーは続いて行われるフェイスオフが完了するまでゲームに参加できない。
g: プレーヤー又はゴーリーが出血した場合、プレーは直ちに中断され負傷したプレーヤーは直ぐにリンクから離れなければならない。
また、負傷したプレーヤーは出血が止り傷口を覆うまでゲームに参加することは出来ない。
ユニフォームに血液が付いた全てのプレーヤーはプレーを続行することは出来ない。血液を落とすか、ユニフォームを着替えればゲームに戻ることが出来る。
Note 1 プレーヤーが重傷を負った場合は直ちにプレーは中断される。
ルール 207 順位の決定
a: レギュラーシーズンの順位決定要素は、以下の順位によるものとする。
1 勝ち点
2 勝ち数
3 総合得失点差
4 総失点数
5 ペナルティタイム
a: ゲーム中にフロアに出せるプレーヤーの数は、リンクサイズにより各チーム4人又は3人となる。なお、それらはMHLディレクターの判断により決定する。
b: 1ゲームに参加できるチームの最多人数は14人とする。シーズン登録メンバーは最大30人とする。
c: プレーヤーとは、すべての用具(スティック、スケート靴、防具、ユニフォーム、ロングパンツ)を身につけている選手の事を指す。
プレーヤーは、ヘルメット、グローブ以外の防具をユニフォーム、又はロングパンツの下に着用しなければならない。
d: ゴーリーとは、すべてのGK用具(スティック、スケート靴、防具、ユニフォーム)を身につけている選手の事を指す。
ゴーリーは、フェイスマスク、グローブ(ブロッカー、キャッチャー)、ゴーリー用レッグパッド以外の防具はすべてユニフォームの下に着用しなければならない。
ゴーリーはプレーヤーとは異なり、特権としてパックをグローブ、レッグパッドや身体の一部で押さえる事が許されている。
e: チームはゲーム開始時に、全ての防具をつけた最低3名の選手がリンク上にいなくてはいけない。(プレーヤー2名、GK1名 or プレーヤー3名)
揃えられない場合、タイムアウトの消化、又はディレイングザゲームのペナルティ、没収試合が科せられる。
全てのクラスでゴーリーをつけることとする。後半が始まる時点でゴーリーがいない場合は没収試合となる。
ゲーム中、ペナルティや負傷等の理由でフロア上に選手が2人以下になってしまう場合は、その試合は没収試合となる。
f: KidsDivision以外のDivisionではプレーイングコーチを認める。
ルール 202 チームキャプテン
a: 各チーム1人のキャプテンを指名でき、そのプレーヤーだけが試合中に起こり得るルール解釈上の問題について質問する特権を持つ。
キャプテンはジャージ前面の目立つ位置に約8cm程度で分かりやすい色の「C」マークを付ける。
もしキャプテンに「C」マークが付いていない場合、オフィシャル席にて「C」マークの腕章をレンタルして着用する。
b: 副キャプテン(2人以下)キャプテンと同等の特権を持つ。
副キャプテンはジャージ前面の目立つ位置に約8cm程度で分かりやすい色の「A」マークを付ける。
もし副キャプテンに「A」マークが付いていない場合、オフィシャル席にて「A」マークの腕章をレンタルして着用する。
c: 各チームは試合前のロースター提出時に、必ずキャプテン、副キャプテンを記入しなければならない。
d: ゴーリーはキャプテン又は副キャプテンにはなれない。
e: ペナルティに対する抗議は「ルールの解釈」に対するものではないとし、このような抗議を行ったキャプテン又はプレーヤーはマイナーペナルティの対象となる。
ルール 203 ユニフォームを着用する選手
a: ゲーム開始時に各チームのキャプテンは決定していること。
出場選手は各ゲームごとに決定し、ロースターに記入し提出すること。
b: リーグ戦又はトーナメントの開始時に全登録メンバーをロースターにフルネームで記入して提出しなくてはいけない。
ロースターへの追加、変更がある場合は所定の期限内に所定の手続きを経て行わなくてはならない。
c: 各チームは一度に1人のゴーリーしかフロアに出すことは出来ない。
ゴーリーは他のプレーヤーと交代することが出来るが、交代したプレーヤーはゴーリーの特権は認められない。
d: いかなる理由であれ交代したゴーリーにはウォームアップの時間は与えられない。
ルール 204 選手登録
a: 出場選手は事前に登録した選手に限る。
登録以外の選手がゲームに出場した場合、そのゲームは没収試合となり、その試合のスコアは0-15となる。(試合時間が半分のDivisionは0-8となる。)
なお、このルールは、ゲーム終了後でもさかのぼって適応される。
b: 選手の新規登録は、すべてのDivisionで最終節が始まる前まで可能だが、プレーオフ期間に入ってからの追加は認められない。
選手の移籍は7試合目(試合数の少ないDivisionは4試合目)が始まる前まで可能だが、シーズン中に一度参加したチームに再加入することは出来ない。
ロースターに記入されていても、その選手が1ゲームも参加していない場合は、移籍ではなく新規登録扱いとなる。
なお、その選手が参加しているか否かは、そのシーズンに提出されたロースターにて確認を行う。
c: すべての選手登録は、試合登録用のロースターを使用して、MHLへ書面で提出すること。
d: Divisionをまたいでの移動は、新規登録と見なされる。
Divisionをまたいでの移動で、下のDivisionへの移動は隣り合うDivision1つまでとする。上のDivisionへの移動は、この限りではない。
Ex)シーズン最初に、Silver,Bronze,Brass Divisionに参加していた選手は、Copper Divisionには参加出来るが、Iron Divisionには参加できない。
ルール 205 選手交代
a: プレーヤーはいつでもプレーヤーベンチから交代することが出来るが、フロアからベンチに戻るプレーヤーが、ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーはベンチから出ることは出来ない。
b: ペナルティ終了後のプレーヤーの交代に関しても、フロアからベンチに戻るプレーヤーが、ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーがベンチから出ることは出来ない。
ペナルティベンチとプレーヤーベンチが隣接している場合でも、必ず一度フロアに出てからプレーヤーベンチに戻る事とする。
c: このルールに対して違反があった場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
Note 1 もし交代するプレーヤーが故意にパックにプレーしたり相手プレーヤーに接触した場合、トゥーメニープレーヤーズ・オン・ザ・フロアのペナルティが科せられる。
パックが偶発的に当たった場合はペナルティとはならず、プレーは続行されるが、当たった側のチームプレーヤーがパックをキープした場合、ゲームは止められ最寄りのスポットから再開される。
Note 2 ゴーリーがプレーヤーと交代するときに、交替のプレーヤーはゴーリーがベンチから1.5m以内に近寄ってからでないとフロアには出られない。
このルールに対して違反があった場合、反則とはならないが、違反があったチーム側のエンドフェイスオフスポットから再開される。
d: プレー中断時、特にランニングタイムの時に選手交代は至急行われなくてはならない。
レフリーは時計を止め、遅いチームに対して警告を与える。この警告の後も遅れるような場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
e: ゲーム中、なんらかの原因でゴーリーがプレー不可能になった場合、プレーヤーがゴーリーの用具を付けてゲームに参加する事は可能である。
しかし、ゲーム中にゴーリーで出場した選手が途中でプレーヤーに代わる事は、禁止とする。
ルール 206 選手の怪我
a: プレーヤーが負傷したり、フロアを離れることを余儀なくされた場合、そのプレーヤーは直ちにゲームを離れ、プレーは継続される。
b: ゴーリーが負傷もしくは具合が悪くなった場合、直ぐにプレーに戻るか又は控えのゴーリーと交代しなくてはならない。
レフリーは負傷又は具合の悪くなったゴーリーが再びポジションにつける様になる為の余分な時間を与えてはならない。
交代したゴーリーにもウォームアップの時間は与えられない。
c: 交代したゴーリーにもゴーリーに対する通常のルールが適用され、その特権も与えられる。
ゴーリーが交代した場合、その後の最初にプレーが止るまで再びゴーリーのポジションには着くことはできない。
d: 負傷したプレーヤーがマイナーペナルティを科せられた場合、ペナルティを科せられたチームは代行のプレーヤーをペナルティベンチに入れなくてはならない。
ペナルティが終了するまでは代行のプレーヤーがプレーに参加することは出来ず、ペナルティベンチからのみゲームに戻ることが出来る。
負傷して交代してもらったプレーヤーはそのペナルティタイムが終了するまでゲームに参加することは出来ない。
e: プレーヤーが負傷してプレーを続けられない場合やベンチに帰ることが出来ない場合、負傷したチームがパックを保持するまでプレーは続行される。
プレーヤーが負傷した時にそのプレーヤーのチームがパックを保持していたときは、そのチームがゴールチャンスの場合を除き直ちにプレーは中断される。
しかし、レフリーの判断で危険と認められた場合は、どのタイミングでもゲームを止めることが出来る。
レフリーはこれらの負傷に関わる処理の間は時計を止める。
f: プレーヤーが重傷を負ったと判断されプレーが中断された場合、そのプレーヤーは続いて行われるフェイスオフが完了するまでゲームに参加できない。
g: プレーヤー又はゴーリーが出血した場合、プレーは直ちに中断され負傷したプレーヤーは直ぐにリンクから離れなければならない。
また、負傷したプレーヤーは出血が止り傷口を覆うまでゲームに参加することは出来ない。
ユニフォームに血液が付いた全てのプレーヤーはプレーを続行することは出来ない。血液を落とすか、ユニフォームを着替えればゲームに戻ることが出来る。
Note 1 プレーヤーが重傷を負った場合は直ちにプレーは中断される。
ルール 207 順位の決定
a: レギュラーシーズンの順位決定要素は、以下の順位によるものとする。
1 勝ち点
2 勝ち数
3 総合得失点差
4 総失点数
5 ペナルティタイム
Note 1 用具の計測を要求できるのは各チーム1回のゲームストップ時に1回だけである。
ルール301 スティック
a: スティックは木製又はその他の認められた材質で作られ、突起の無い物でなくてはならない。
テープをブレードに張る場合は床と平行に張り、縦方向に巻いたり、接地面には張ってはならない。
スティックを危険と判断される形状に加工してはならない。
レフリーにより警告されても直さない場合は、イリーガルエキップメントのペナルティが科せられる。
b: スティックはシャフトのヒールからエンドまでの長さが163cm、ヒールからブレードのエンドまでの長さが32cmを超えてはならない。
スティックのブレードの幅はどの地点も5cm以上、7.62cm以下でなくてはならない。
スティックの曲がりに関しては規定を設けない。
c: ゴーリーのスティックのブレード幅はヒール部分は11.5cm、その他の部分は9cmを越えてはならない。
また、ヒールからブレードの先端までの長さは39cmを超えてはならない。
ゴーリースティックのブレードからシャフトまでの幅広部分は、ヒールから長さ71cm、幅9cmを超えてはならない。
d: このルールに違反した選手には、マイナーペナルティが科せられる。
違法なスティックを使用して得点した場合、その得点は認められるが、然るべきペナルティが科せられる。
違法なスティックはレフリー又はMHLディレクターにより没収され、ゲーム終了時まで返還されない。
e: スティックの計測を拒否したプレーヤーはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 302 スケート
a: スケートに製造メーカー以外の広告を貼り付けてはいけない。
b: 全ての車軸受け(以降シャーシ)は一対の車軸とウィールを収納しなくてはいけない。
4輪用のシャーシに対し、2輪目又は3輪目が抜けた3輪状態のスケートの使用は許可されるが、2輪でのプレーは禁止する。
c: 以上のルールに違反し、床やフェンスに傷をつけたプレーヤーにはマイナーペナルティを科される。
d: スピードスケート又は怪我を引き起こしうるデザインであると、レフリー又はMHLディレクターが判断したスケートは使用できない。
e: クアッドスケート(ローラースケート)の使用は許可するが、推奨はしない。
ルール 303 ゴーリー防具
a: スケートとスティックを除き、ゴーリーが着用する防具は、頭部又は身体の保護のみを目的として作られた物でなくてはならなず、ゴールの守備を不当に助ける装飾や装備を付けてはならない。
b: ゴーリーのブロッカー、キャッチンググローブ等は、ホッケー用として市販されている物以外の使用は禁止する。
メーカー又はその他の者によってその他のポケット又はポーチが付けくわえられているグローブは違反となる。
c: 腹部用エプロンをタイツやパンツの外側につけることは認められない。
d: ゴーリーのレッグパッドは、ホッケー用として市販されている物以外の使用は禁止する。
レッグパットのカバーは、基本的には着用可能だが、フロアを傷つけるようなデザインのものは使用を禁止する。
e: 全てのゴーリーは、ホッケー用に作られたストラップ付きのヘルメット及びフルフェイスマスクの着用を義務付ける。
全てのゴーリーは胸部プロテクターを着用しなくてはならない。 また、喉当ての着用を強く推奨する。
f: ゴーリー防具のルールに対しての違反はマイナーペナルティを科せられ、規定にあった防具を着用するまではゲームから離脱させられる。
g: 上記以外の防具の使用は、必ずMHLディレクターの許可を得てから使用することとする。
ルール 304 防具
a: 各プレーヤーは全てのゲームとウォームアップ中に全ての防具を着用しなくてはならない。
18歳以上のプレーヤーに義務付けられている防具:ホッケー用に作られたヘルメット、ハーフバイザー、エルボーパッド、ホッケーグローブ、シンガード
18歳以下のプレーヤーに義務付けられている防具:ホッケー用に作られたヘルメット、フルフェイスマスク、エルボーパッド、ホッケーグローブ、シンガード
全てのプレーヤーに対して推奨される防具:マウスピース、ヒップパッド、パッド付きロングパンツ、胸部プロテクター、喉あて、局部ガード用カップ、腰プロテクター
Platinum Division、35 & Over Divisionでは、ハーフバイザーを付けずに参加しても良い。
フルサイズのリンクでは、ハーフバイザーの装着義務はないが、ハーフバイザーの着用を強く推奨する。
b: ヘルメット、ゴールテンダー用レッグパッド、及びグローブを除く全ての防具はユニフォーム又はロングパンツの下に着用しなくはならない。
レフリーによる1回目の警告の後もこのルールに従わなかった選手には、マイナーペナルティが科せられる。
c: 眼鏡を着用する場合はフルフェイスマスクの着用を義務付ける。
d: グローブの手のひら部分の一部又は全部をカットしたり、擦り切れてしまい指が直に出ている状態でプレーした場合、レフリーにより警告を受ける。
レフリーによる1回目の警告の後もこのルールに従わなかったプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: 防具に関するルールに違反した場合はマイナーペナルティが科せられ、規定にあった防具を着用するまではゲームから離脱させられる。
ルール 305 危険な用具
a: 選手に怪我をさせる要素のある金属又は他の材質で作られたパッドや防具の着用は認められない。
パッドが付いていても、硬い材質または柔軟性のない材質で作られたギブス又は添え木の着用は認められない。
ルール 306 パック
a: オフィシャルパックは、CCM、Rinkside Rocket 社製のものとする。
ルール 307 ユニフォーム
a: チームに対して競技用のユニフォーム、用具、オフリンクウェアー等を広告目的でスポンサーから供給してもらうことは認められる。
ユニフォームのスポンサーの名前、ロゴに対しての規定は設けない。
しかし、MHLはMHLに対して不利になると判断したときにはスポンサーの名前などを隠させる権利を有する。
b: MHLに参加する全てのプレーヤーは長袖のユニフォームを着用しなくてはならない。
インラインホッケー用ロングパンツを着用しなくてはならない。アイスホッケー用のパンツ及びショートパンツは認められない。
c: 全ての選手はユニフォームの背中に20cm以上の番号を付けなくてはならない。
全ての番号は0から99までとする。同一チームの複数のプレーヤーが同じ番号を付けて試合に参加する事は出来ない。
チームのキャプテン及び副キャプテンは左胸に小さく「C」「A」のマークを付ける。又は、腕章をつける。
d: 対戦するチームのユニフォームの色が紛らわしいとレフリー及びMHLディレクターが判断した場合、基本的にホームチームがユニフォームを着替えるものとする。
MHLディレクターは混乱を避ける為に各チームに対してユニフォームを着替えることを要求できる。
チームのユニフォームが揃っていない場合、変更する枚数が少ないチームがユニフォームを着替えるものとする。
レフリー、MHLディレクターの判断により着替えるチームを指定出来る。
f: MHLディレクターの判断でユニフォームがMHLのゲームや大会に参加することにふさわしくないデザインと判断された場合、そのユニフォームは使用できない。
異論がある場合、チームは文書にてMHLに抗議することが出来る。
ルール301 スティック
a: スティックは木製又はその他の認められた材質で作られ、突起の無い物でなくてはならない。
テープをブレードに張る場合は床と平行に張り、縦方向に巻いたり、接地面には張ってはならない。
スティックを危険と判断される形状に加工してはならない。
レフリーにより警告されても直さない場合は、イリーガルエキップメントのペナルティが科せられる。
b: スティックはシャフトのヒールからエンドまでの長さが163cm、ヒールからブレードのエンドまでの長さが32cmを超えてはならない。
スティックのブレードの幅はどの地点も5cm以上、7.62cm以下でなくてはならない。
スティックの曲がりに関しては規定を設けない。
c: ゴーリーのスティックのブレード幅はヒール部分は11.5cm、その他の部分は9cmを越えてはならない。
また、ヒールからブレードの先端までの長さは39cmを超えてはならない。
ゴーリースティックのブレードからシャフトまでの幅広部分は、ヒールから長さ71cm、幅9cmを超えてはならない。
d: このルールに違反した選手には、マイナーペナルティが科せられる。
違法なスティックを使用して得点した場合、その得点は認められるが、然るべきペナルティが科せられる。
違法なスティックはレフリー又はMHLディレクターにより没収され、ゲーム終了時まで返還されない。
e: スティックの計測を拒否したプレーヤーはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 302 スケート
a: スケートに製造メーカー以外の広告を貼り付けてはいけない。
b: 全ての車軸受け(以降シャーシ)は一対の車軸とウィールを収納しなくてはいけない。
4輪用のシャーシに対し、2輪目又は3輪目が抜けた3輪状態のスケートの使用は許可されるが、2輪でのプレーは禁止する。
c: 以上のルールに違反し、床やフェンスに傷をつけたプレーヤーにはマイナーペナルティを科される。
d: スピードスケート又は怪我を引き起こしうるデザインであると、レフリー又はMHLディレクターが判断したスケートは使用できない。
e: クアッドスケート(ローラースケート)の使用は許可するが、推奨はしない。
ルール 303 ゴーリー防具
a: スケートとスティックを除き、ゴーリーが着用する防具は、頭部又は身体の保護のみを目的として作られた物でなくてはならなず、ゴールの守備を不当に助ける装飾や装備を付けてはならない。
b: ゴーリーのブロッカー、キャッチンググローブ等は、ホッケー用として市販されている物以外の使用は禁止する。
メーカー又はその他の者によってその他のポケット又はポーチが付けくわえられているグローブは違反となる。
c: 腹部用エプロンをタイツやパンツの外側につけることは認められない。
d: ゴーリーのレッグパッドは、ホッケー用として市販されている物以外の使用は禁止する。
レッグパットのカバーは、基本的には着用可能だが、フロアを傷つけるようなデザインのものは使用を禁止する。
e: 全てのゴーリーは、ホッケー用に作られたストラップ付きのヘルメット及びフルフェイスマスクの着用を義務付ける。
全てのゴーリーは胸部プロテクターを着用しなくてはならない。 また、喉当ての着用を強く推奨する。
f: ゴーリー防具のルールに対しての違反はマイナーペナルティを科せられ、規定にあった防具を着用するまではゲームから離脱させられる。
g: 上記以外の防具の使用は、必ずMHLディレクターの許可を得てから使用することとする。
ルール 304 防具
a: 各プレーヤーは全てのゲームとウォームアップ中に全ての防具を着用しなくてはならない。
18歳以上のプレーヤーに義務付けられている防具:ホッケー用に作られたヘルメット、ハーフバイザー、エルボーパッド、ホッケーグローブ、シンガード
18歳以下のプレーヤーに義務付けられている防具:ホッケー用に作られたヘルメット、フルフェイスマスク、エルボーパッド、ホッケーグローブ、シンガード
全てのプレーヤーに対して推奨される防具:マウスピース、ヒップパッド、パッド付きロングパンツ、胸部プロテクター、喉あて、局部ガード用カップ、腰プロテクター
Platinum Division、35 & Over Divisionでは、ハーフバイザーを付けずに参加しても良い。
フルサイズのリンクでは、ハーフバイザーの装着義務はないが、ハーフバイザーの着用を強く推奨する。
b: ヘルメット、ゴールテンダー用レッグパッド、及びグローブを除く全ての防具はユニフォーム又はロングパンツの下に着用しなくはならない。
レフリーによる1回目の警告の後もこのルールに従わなかった選手には、マイナーペナルティが科せられる。
c: 眼鏡を着用する場合はフルフェイスマスクの着用を義務付ける。
d: グローブの手のひら部分の一部又は全部をカットしたり、擦り切れてしまい指が直に出ている状態でプレーした場合、レフリーにより警告を受ける。
レフリーによる1回目の警告の後もこのルールに従わなかったプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: 防具に関するルールに違反した場合はマイナーペナルティが科せられ、規定にあった防具を着用するまではゲームから離脱させられる。
ルール 305 危険な用具
a: 選手に怪我をさせる要素のある金属又は他の材質で作られたパッドや防具の着用は認められない。
パッドが付いていても、硬い材質または柔軟性のない材質で作られたギブス又は添え木の着用は認められない。
ルール 306 パック
a: オフィシャルパックは、CCM、Rinkside Rocket 社製のものとする。
ルール 307 ユニフォーム
a: チームに対して競技用のユニフォーム、用具、オフリンクウェアー等を広告目的でスポンサーから供給してもらうことは認められる。
ユニフォームのスポンサーの名前、ロゴに対しての規定は設けない。
しかし、MHLはMHLに対して不利になると判断したときにはスポンサーの名前などを隠させる権利を有する。
b: MHLに参加する全てのプレーヤーは長袖のユニフォームを着用しなくてはならない。
インラインホッケー用ロングパンツを着用しなくてはならない。アイスホッケー用のパンツ及びショートパンツは認められない。
c: 全ての選手はユニフォームの背中に20cm以上の番号を付けなくてはならない。
全ての番号は0から99までとする。同一チームの複数のプレーヤーが同じ番号を付けて試合に参加する事は出来ない。
チームのキャプテン及び副キャプテンは左胸に小さく「C」「A」のマークを付ける。又は、腕章をつける。
d: 対戦するチームのユニフォームの色が紛らわしいとレフリー及びMHLディレクターが判断した場合、基本的にホームチームがユニフォームを着替えるものとする。
MHLディレクターは混乱を避ける為に各チームに対してユニフォームを着替えることを要求できる。
チームのユニフォームが揃っていない場合、変更する枚数が少ないチームがユニフォームを着替えるものとする。
レフリー、MHLディレクターの判断により着替えるチームを指定出来る。
f: MHLディレクターの判断でユニフォームがMHLのゲームや大会に参加することにふさわしくないデザインと判断された場合、そのユニフォームは使用できない。
異論がある場合、チームは文書にてMHLに抗議することが出来る。
ルール 401 ペナルティ
a: ペナルティは以下の様に分類される。
1 マイナーペナルティ、ベンチマイナーペナルティ
2 メジャーペナルティ
3 ミスコンダクトペナルティ・ゲームミスコンダクトペナルティ
4 マッチペナルティ
5 ペナルティショット
b: プレーが実際に進行していない時にプレーヤー又はチームスタッフがペナルティを犯した場合も、プレー進行中と同様のペナルティが科せられる。
c: ペナルティがあり、フロアに滞在する選手が少なくなった場合の最少人数は3人である。(1ゴーリー+2プレーヤー又は3プレーヤー)
d: ゲーム中に1人のプレーヤーが合計6分以上のペナルティを犯した場合、ペナルティを犯したプレーヤーは直ちにゲームから退場となる。
シーズンを通して、チームの合計ペナルティタイムが80分を越えたチームは、そのシーズンの残りのゲームはすべて没収試合となり、そのスコアは0-15(10分×2ピリオドの場合は0-8)となる。
シーズンを通して、個人の合計ペナルティタイムが40分(10分×2ピリオドの場合は30分)を越えた選手は、そのシーズンの残りすべてのゲームには出場出来ない。
ルール 402 マイナーペナルティ・ベンチマイナーペナルティ
a: マイナーペナルティは2分とする。
b: マイナーペナルティが科された場合、そのプレーヤーは2分間の退場となり、その間ショートハンドでプレーしなければならない。
ペナルティタイムが経過した場合、又は相手チームがゴールした場合にペナルティを犯したプレーヤーはペナルティベンチから出ることが出来る。
もし、ゴーリーがマイナーペナルティを犯した場合、その時にフロア上にいた他のプレーヤーが代行でペナルティベンチに行かなくてはならない。
c: ベンチマイナーペナルティが科せられた場合、プレーヤー1名が2分間の退場となる。
ベンチマイナーペナルティは、個人のペナルティタイムには加算されない。
監督、コーチ、又はチームキャプテンにより指名されたプレーヤーがペナルティベンチに入らなくてはならない。
Note 1: ランニングタイムのゲーム中、マイナーペナルティ又はベンチマイナーペナルティがプレーが中断しているときに終了した場合、次のフェイスオフが終わるまでペナルティベンチにいるプレーヤーはペナルティベンチから離れることは出来ない。
d: 1つあるいはそれ以上のマイナー又はベンチマイナーペナルティによりショートハンドになっているチームが相手チームによりゴールされた場合、最初のペナルティから順番に終了する。
Note 1: 自動的に終了するペナルティは、チームがショートハンドになる原因となったマイナー又はベンチマイナーペナルティである。
両チームのプレーヤーが同時にペナルティを遂行している時(数的不利ではない場合)にはいずれのチームもショートハンドにはならないので、ゴールされてもペナルティは終了しない。
この規則はペナルティショットによるゴール、又は認定ゴールにも適用される。
e: 既にショートハンドのチームに対してレフリーがマイナー又はベンチマイナーペナルティを取り、そのアドバンテージ中にパワープレーのチームがゴールした場合、そのゴールは認められ、既に計測されている最初のペナルティが終了し、新たに取られたペナルティが次のフェイスオフより開始される。
f: どちらかのチームがショートハンドの状態で更にペナルティを取られた場合、そのペナルティをしたプレーヤーはペナルティベンチに入り、別のプレーヤーがフロアに入る。
最初のペナルティを犯したプレーヤーは、自分のペナルティタイム終了後、プレーが止まった時点でペナルティベンチを出ることが出来る。
最初のペナルティを犯したプレーヤーは、すべてのペナルティタイムが終了後、直ちにフロアに戻れるが、2番目にペナルティを犯したプレーヤーは、すべてのペナルティタイムが終了した後にプレーが止まるまでペナルティベンチから離れることは出来ない。
ルール 403 メジャーペナルティ
a: メジャーペナルティは5分とする。
a: メジャーペナルティは5分とする。
メジャーペナルティを科された選手は、自動的にゲームミスコンダクトペナルティとなりその試合の残り時間の退場となる。
メジャーペナルティを科された場合、そのチームは直ちに代行選手をペナルティベンチに送りメジャーペナルティを遂行させるものとする。
b: メジャーペナルティがゴーリー以外のプレーヤーに科された場合、そのプレーヤーは5分間の退場となり、その間交替のプレーヤーの出場は認められない。
もし、ゴーリーがメジャーペナルティを犯した場合、その時にフロア上にいた他のプレーヤーが代行としてペナルティベンチに行かなくてはならない。
c: メジャーペナルティを遂行中にショートハンドのチームがゴールされても、メジャーペナルティは終了せず、プレーヤーは5分間のペナルティタイム終了後のみフロアに戻る事が出来る。
d: メジャーペナルティを含む異なるペナルティタイムのペナルティが両チームに同時にコールされた場合、ペナルティを犯した両チームのプレーヤーはペナルティベンチに座り、それぞれのペナルティが終了するまでペナルティベンチから離れる事は出来ない。
ルール 404 ミスコンダクトペナルティ・ゲームミスコンダクトペナルティ
a: ミスコンダクトペナルティは全てのプレーヤーに適用され、ゲームからは退場となり、記録上は10分間の退場と同等となる。
ミスコンダクトペナルティが科せられた場合、代行は必要なく、そのプレーヤーのみがゲームから退場となる。
MHLディレクターは試合終了後にコールされたペナルティを見直し、追加処分の有無、長さを決定することが出来る。
a: ミスコンダクトペナルティは全てのプレーヤーに適用され、10分間の退場となる。
ペナルティを科されたプレーヤーは、10分間終了後にプレーが止まった時点でペナルティベンチより出ることが出来る。
b: ゲームミスコンダクトペナルティを受けたプレーヤーは、最低でもそのゲームの残り時間は全て退場となる。
当該プレーヤーはMHLディレクターによる追加処分の対象となる場合がある。
c: メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが同時にコールされた時、ペナルティを犯したチームは代行のプレーヤーをペナルティベンチに送り、メジャーペナルティを遂行させなくてはならない。
また、プレー中にペナルティが終了した場合ペナルティベンチからのみプレーに参加出来る。これに違反した場合、マイナーペナルティとなる。
d: ゲームミスコンダクトペナルティが科されたプレーヤー又はチームスタッフはチームベンチの近くに居たり、何らかの形でチームに対して指示を出したりしてはいけない。
e(追加): 同プレーヤーが1試合中に2度目のミスコンダクトペナルティを科された場合、そのプレーヤーは自動的にゲームミスコンダクトペナルティとなりその試合の残り時間の退場となる。
ルール 405 マッチペナルティ
a: マッチペナルティはゲームの残り時間出場停止となり、ペナルティを犯したプレーヤーは直ちに更衣室に行かなくてはならない。
ペナルティを犯したチームにはメジャーペナルティが科せられ、ゴーリー以外のプレーヤーを代行としてペナルティベンチに送らなければならない。
ペナルティベンチのプレーヤーを途中で変更することは出来ない。
b: レフリーとオフィシャルは全てのマッチペナルティとその状況を試合直後にMHLディレクターに報告しなくてはならない。 MHLディレクターは追加処分を決定する権限を持っている。
マッチペナルティを犯したプレーヤーはMHLディレクターによる追加処分の決定が済むまで他のすべてのゲームに参加出来ない。
c: マッチペナルティを科されたプレーヤー又はチームスタッフはチームベンチの近くに居たり、何らかの形でチームに対して指示を出したりしてはいけない。
マッチペナルティを科されたプレーヤーはリンク施設から退出させられる場合がある。
note1: マッチペナルティを犯したプレーヤーのペナルティタイムは記録上20分とされる。
ルール 406 ペナルティショット
a: ペナルティショットを行うには、以下の手順によって行われなくてはいけない。
レフリーはペナルティショットを行うプレーヤーを決定し、センターフェイスオフスポットにパックを置く。
ショットを行うプレーヤーは、レフリーのホイッスルの後、そこからパックをプレーしてゴーリーに対してゴールしようとする。
ゴーリーはシューターがパックに触れるまでゴールクリース内にとどまっていなくてはいけない。
シューターはパックを相手のゴールラインに向けて動かさなくてはならず、一度ショットされると、プレーは完了したものとされる。
いかなる種類のリバウンドシュートもゴールは認められず、パックがゴールラインを完全に横切った時、ショットは完了したものと見なされる。
b: ゴーリーは色々な方法でショットをストップさせようと試みることが出来るが、スティックや他の物を投げたり、ペナルティを犯す事は出来ない。
この様なことがあった場合、相手チームにゴールが与えられる。
c: ルール604(b)、614(e)、622(f)のペナルティが起こった場合は、レフリーがペナルティショットを行うプレーヤーを指示する。
(基本的にペナルティを犯されたプレーヤーがショットを行う。)
ペナルティを犯されたプレーヤーが負傷等に理由により、妥当な時間内にショットを行うことが出来無い場合、ペナルティを犯されたチームのキャプテンがフロア上にいたプレーヤーの中からシューターを選出する事が出来る。一度レフリーに報告されたプレーヤーは、変更出来ない。
ルール614(e)、640(e)、642(c)のペナルティが起こった場合、ペナルティを犯されたチームのキャプテンがフロア上にいたプレーヤーの中からシューターを選出する。
一度レフリーに報告されたプレーヤーは、変更出来ない。
d: ペナルティショットを与えられたプレーヤーがそのペナルティの前後の同じプレー内でペナルティを犯していた場合、ペナルティベンチに行く前にペナルティショットを打つことも出来る。
ただし、そのプレーヤーの犯したペナルティにより退場となる場合は、その時にフロア上にいたプレーヤーを代わりのシューターとして選出する。
e: ペナルティショットが与えられ、ペナルティを犯したチームのゴーリーが交代する為にベンチに戻った場合、代わりのゴーリーがフロアに戻ってからショットは行われる。
f: ペナルティショットによりゴールされた場合、次のフェイスオフは通常通りセンターフェイスオフスポットから行われる。
ゴールされなかった場合、次のフェイスオフはペナルティショットが行われたゾーンのいずれかのエンドフェイスオフスポットで行われる。
g: ペナルティショットのベースとなるペナルティがプレータイム中に発生し、ペナルティのアドバンテージ中に試合またはピリオドが終了した場合、ホイッスルが吹かれた後、ペナルティショットは通常の方法で直ちに行われる物とする。
h: ペナルティを犯したチームのゴーリー以外のプレーヤーがペナルティショットをするプレーヤーに直接邪魔をした場合は、自動的にゴールが与えられる。
i: ペナルティショットを行うのに要した時間は、どのピリオドや延長時間においても通常のプレー時間として計測されない。
j: ゲーム残り時間1分を切った時点でマイナーペナルティが発生した場合、ペナルティを犯されたチームにはパワープレーかペナルティショットのどちらかを選択する権利がある。
ゲーム残り時間1分を切った時点でメジャーペナルティやミスコンダクトペナルティなどが発生した場合、ペナルティを犯されたチームはペナルティショットを行い、それが成功しても不成功に終わっても、更に犯された反則の時間分のパワープレーが与えられる。
ルール 407 ゴーリーのペナルティ
a: ゴーリーはペナルティベンチには送られない。
マイナー、メジャー、ミスコンダクトのいずれかのペナルティを科すことはできるが、違反したチームのコーチまたはキャプテンが、ペナルティ発生時にフロアにいたプレーヤーの中から代行のプレーヤーを指名してそのプレーヤーがペナルティベンチに行く。またそのプレーヤーは途中で変更は出来ない。
b: ゴーリーがゲームミスコンダクトペナルティやマッチペナルティを犯した場合、自分のチームのプレーヤーまたはサブのゴーリーに交代出来る。プレーヤーはゴーリーの防具をすべて装備することが出来る。
この交代の為に時間を割く事は許されない。マッチペナルティの他にペナルティが科されている場合には、各々のペナルティはチームに科せられる。
note 1: ゴーリーの犯した全てのペナルティは、代行のプレーヤーがペナルティベンチに行ったとしても、記録上はゴーリーに記録される。
d: ゴーリーがセンターラインを越えていかなる方法でもプレーした場合、マイナーペナルティが科せられる。
ルール 408 ディレイドペナルティ
フロア上のプレーヤー最小人数は2名である。
a: フロア上のプレーヤーが3人のゲームの場合
同じチームの1人のプレーヤーがペナルティを受けている間に2人目のプレーヤーがペナルティを犯した場合、既にペナルティベンチにいる1人のペナルティタイムが終了するまで2人目のペナルティタイムの計測は開始されない。
いずれにしてもペナルティを犯した2人目のプレーヤーは直ちにペナルティベンチに行かなくてはならないが、代わりのプレーヤーがゲームに参加出来る。
プレーヤーがペナルティを犯し、ディレイドペナルティのルールにより2人目のペナルティを犯したプレーヤーの代わりのプレーヤーがフロアにいる場合、1人目のプレーヤーは、自分のペナルティタイムが終了した後、最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
もし、プレーが止まらず2人目のペナルティタイムも終了した場合は、1人目のプレーヤーがプレーに戻り、2人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
b: フロア上のプレーヤーが4人のゲームの場合
同じチームの2人のプレーヤーがペナルティを受けている間に3人目のプレーヤーがペナルティを犯した場合、既にペナルティベンチにいる1人目のペナルティタイムが終了するまで3人目のペナルティタイムの計測は開始されない。
いずれにしてもペナルティを犯した3人目のプレーヤーは直ちにペナルティベンチに行かなくてはならないが、代わりのプレーヤーがゲームに参加出来る。
2人のプレーヤーが同時にペナルティを犯し、ディレイドペナルティのルールにより3人目のペナルティを犯したプレーヤーの代わりのプレーヤーがフロアにいる場合、1人目のプレーヤーはペナルティタイムが満了した後、最初に試合が止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
もし、プレーが止まらず2人目のペナルティタイムも終了した場合は、1人目のプレーヤーがプレーに戻り、2人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
そのままプレーが止まらず3人目のペナルティタイムも終了した場合、2人目のプレーヤーがプレーに戻り、3人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
c: 同じチームの2人のプレーヤーが同時に同じ時間のペナルティを犯した場合、そのチームのキャプテンはどちらのプレーヤーが先にフロアに戻るかをレフリーに申告し、レフリーはそれに応じてオフィシャルに指示する。
d: メジャーとマイナーのペナルティが同じチームのプレーヤー及びゴーリーに同時に科せられた場合、オフィシャルはメジャーペナルティを最初のペナルティとして記録する。
note1: これは、同じチームの異なるプレーヤーに科された場合にも適用される。
ルール 409 ペナルティのコール
a: パックを保持している側のチームのプレーヤーがペナルティを犯した場合、レフリーは直ちにホイッスルを吹き、ペナルティを犯したプレーヤーにペナルティを与えなくてはいけない。
次のフェイスオフはパックが最後にプレーされたサイドのエンドフェイスオフスポットで行われる。ペナルティを犯していないチームが不利になる様なことがあってはいけない。
b: パックを保持していない側のチームのプレーヤーがマイナー、メジャーのどちらかのペナルティを犯した場合、レフリーは腕を上げることによってアドバンテージを示す。
c: 犯したペナルティがマイナーペナルティであり、ペナルティを犯されたチームがゴールした場合、マイナーペナルティは科されないが、メジャーペナルティはゴールか否かに関わらず科せられる。
この場合、マイナーペナルティがなくなるわけではなく、ペナルティを犯したプレーヤーはペナルティベンチには入らないが、個人のペナルティタイムには2分が加算される。
note1: パックがペナルティを犯したチームによって保持、コントロールまたはフリーズされている場合は、ペナルティのホイッスルが吹かれる。
これは、ゴーリーのセービングによるタッチや相手プレーヤーのスティックや身体、他の防具によるタッチは含まない。
note2: レフリーがアドバンテージを示している時、ホイッスルが吹かれる前にペナルティを犯されたチームが直接のプレーによって自ゴールにゴールした場合は、ゴールと認められる。
アドバンテージ中、レフリーにパックが当たって自ゴールに入った場合は、ゴールとは認められない。
note3: チームがマイナー又はベンチマイナーペナルティによってショートハンドの時、ショートハンドのチームが更にマイナーペナルティを犯し、レフリーによりアドバンテージが表示されている間に、ペナルティを犯されたチームがゴールした場合、すでにペナルティベンチにいる最初のプレーヤーのペナルティは終了となり、新たにペナルティが科される。
d: レフリーがホイッスルを吹く前又は後であれ同じプレーヤーが他のペナルティを犯した場合、それらのペナルティは連続して科せられる。
e: ゲームがランニングタイムであれ、ストップタイムであれ、ペナルティタイムはゲームタイムと連動する。
ランニングタイムの場合、レフリーがパックを落としてゲームが再開する時にペナルティタイムの計測も開始される。
ルール409 追加の制裁
a: MHLディレクターはゲームの終了後にゲームに関連する事案を調査し、これらのルールに基づいて与えられた退場処分に加えて追加の処分を加えることが出来る。
この時、選手又はチームスタッフに対してレフリーがペナルティをコールしているか否かは問題にならない。
b: リーグ戦のシーズン中、及びトーナメント中に科された退場処分はそのシーズン、トーナメント中に処理/終了されなくてはならない。
処分がそのシーズン、トーナメントの期間を超える場合、MHLディレクターのみがその処分の決定権を持つ。
c: ゲームミスコンダクトペナルティを犯した選手が2つ以上のDivisionでプレーしている場合、犯した処罰を終了する前には他のDivisionでもプレーは出来ない。
d: 選手が他のホッケー組織(アイスホッケー連盟、ローラースポーツ連盟等)によって、出場停止処分を受けた場合、その選手又はチームはMHL関連イベントに対しても処分を受ける可能性がある。
a: ペナルティは以下の様に分類される。
1 マイナーペナルティ、ベンチマイナーペナルティ
2 メジャーペナルティ
3 ミスコンダクトペナルティ・ゲームミスコンダクトペナルティ
4 マッチペナルティ
5 ペナルティショット
b: プレーが実際に進行していない時にプレーヤー又はチームスタッフがペナルティを犯した場合も、プレー進行中と同様のペナルティが科せられる。
c: ペナルティがあり、フロアに滞在する選手が少なくなった場合の最少人数は3人である。(1ゴーリー+2プレーヤー又は3プレーヤー)
d: ゲーム中に1人のプレーヤーが合計6分以上のペナルティを犯した場合、ペナルティを犯したプレーヤーは直ちにゲームから退場となる。
シーズンを通して、チームの合計ペナルティタイムが80分を越えたチームは、そのシーズンの残りのゲームはすべて没収試合となり、そのスコアは0-15(10分×2ピリオドの場合は0-8)となる。
シーズンを通して、個人の合計ペナルティタイムが40分(10分×2ピリオドの場合は30分)を越えた選手は、そのシーズンの残りすべてのゲームには出場出来ない。
ルール 402 マイナーペナルティ・ベンチマイナーペナルティ
a: マイナーペナルティは2分とする。
b: マイナーペナルティが科された場合、そのプレーヤーは2分間の退場となり、その間ショートハンドでプレーしなければならない。
ペナルティタイムが経過した場合、又は相手チームがゴールした場合にペナルティを犯したプレーヤーはペナルティベンチから出ることが出来る。
もし、ゴーリーがマイナーペナルティを犯した場合、その時にフロア上にいた他のプレーヤーが代行でペナルティベンチに行かなくてはならない。
c: ベンチマイナーペナルティが科せられた場合、プレーヤー1名が2分間の退場となる。
ベンチマイナーペナルティは、個人のペナルティタイムには加算されない。
監督、コーチ、又はチームキャプテンにより指名されたプレーヤーがペナルティベンチに入らなくてはならない。
Note 1: ランニングタイムのゲーム中、マイナーペナルティ又はベンチマイナーペナルティがプレーが中断しているときに終了した場合、次のフェイスオフが終わるまでペナルティベンチにいるプレーヤーはペナルティベンチから離れることは出来ない。
d: 1つあるいはそれ以上のマイナー又はベンチマイナーペナルティによりショートハンドになっているチームが相手チームによりゴールされた場合、最初のペナルティから順番に終了する。
Note 1: 自動的に終了するペナルティは、チームがショートハンドになる原因となったマイナー又はベンチマイナーペナルティである。
両チームのプレーヤーが同時にペナルティを遂行している時(数的不利ではない場合)にはいずれのチームもショートハンドにはならないので、ゴールされてもペナルティは終了しない。
この規則はペナルティショットによるゴール、又は認定ゴールにも適用される。
e: 既にショートハンドのチームに対してレフリーがマイナー又はベンチマイナーペナルティを取り、そのアドバンテージ中にパワープレーのチームがゴールした場合、そのゴールは認められ、既に計測されている最初のペナルティが終了し、新たに取られたペナルティが次のフェイスオフより開始される。
f: どちらかのチームがショートハンドの状態で更にペナルティを取られた場合、そのペナルティをしたプレーヤーはペナルティベンチに入り、別のプレーヤーがフロアに入る。
最初のペナルティを犯したプレーヤーは、自分のペナルティタイム終了後、プレーが止まった時点でペナルティベンチを出ることが出来る。
最初のペナルティを犯したプレーヤーは、すべてのペナルティタイムが終了後、直ちにフロアに戻れるが、2番目にペナルティを犯したプレーヤーは、すべてのペナルティタイムが終了した後にプレーが止まるまでペナルティベンチから離れることは出来ない。
ルール 403 メジャーペナルティ
a: メジャーペナルティは5分とする。
メジャーペナルティを科された選手は、自動的にゲームミスコンダクトペナルティとなりその試合の残り時間の退場となる。
メジャーペナルティを科された場合、そのチームは直ちに代行選手をペナルティベンチに送りメジャーペナルティを遂行させるものとする。
b: メジャーペナルティがゴーリー以外のプレーヤーに科された場合、そのプレーヤーは5分間の退場となり、その間交替のプレーヤーの出場は認められない。
もし、ゴーリーがメジャーペナルティを犯した場合、その時にフロア上にいた他のプレーヤーが代行としてペナルティベンチに行かなくてはならない。
c: メジャーペナルティを遂行中にショートハンドのチームがゴールされても、メジャーペナルティは終了せず、プレーヤーは5分間のペナルティタイム終了後のみフロアに戻る事が出来る。
d: メジャーペナルティを含む異なるペナルティタイムのペナルティが両チームに同時にコールされた場合、ペナルティを犯した両チームのプレーヤーはペナルティベンチに座り、それぞれのペナルティが終了するまでペナルティベンチから離れる事は出来ない。
ルール 404 ミスコンダクトペナルティ・ゲームミスコンダクトペナルティ
ミスコンダクトペナルティが科せられた場合、代行は必要なく、そのプレーヤーのみがゲームから退場となる。
MHLディレクターは試合終了後にコールされたペナルティを見直し、追加処分の有無、長さを決定することが出来る。
a: ミスコンダクトペナルティは全てのプレーヤーに適用され、10分間の退場となる。
ペナルティを科されたプレーヤーは、10分間終了後にプレーが止まった時点でペナルティベンチより出ることが出来る。
b: ゲームミスコンダクトペナルティを受けたプレーヤーは、最低でもそのゲームの残り時間は全て退場となる。
当該プレーヤーはMHLディレクターによる追加処分の対象となる場合がある。
c: メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが同時にコールされた時、ペナルティを犯したチームは代行のプレーヤーをペナルティベンチに送り、メジャーペナルティを遂行させなくてはならない。
また、プレー中にペナルティが終了した場合ペナルティベンチからのみプレーに参加出来る。これに違反した場合、マイナーペナルティとなる。
d: ゲームミスコンダクトペナルティが科されたプレーヤー又はチームスタッフはチームベンチの近くに居たり、何らかの形でチームに対して指示を出したりしてはいけない。
e(追加): 同プレーヤーが1試合中に2度目のミスコンダクトペナルティを科された場合、そのプレーヤーは自動的にゲームミスコンダクトペナルティとなりその試合の残り時間の退場となる。
ルール 405 マッチペナルティ
a: マッチペナルティはゲームの残り時間出場停止となり、ペナルティを犯したプレーヤーは直ちに更衣室に行かなくてはならない。
ペナルティを犯したチームにはメジャーペナルティが科せられ、ゴーリー以外のプレーヤーを代行としてペナルティベンチに送らなければならない。
ペナルティベンチのプレーヤーを途中で変更することは出来ない。
b: レフリーとオフィシャルは全てのマッチペナルティとその状況を試合直後にMHLディレクターに報告しなくてはならない。 MHLディレクターは追加処分を決定する権限を持っている。
マッチペナルティを犯したプレーヤーはMHLディレクターによる追加処分の決定が済むまで他のすべてのゲームに参加出来ない。
c: マッチペナルティを科されたプレーヤー又はチームスタッフはチームベンチの近くに居たり、何らかの形でチームに対して指示を出したりしてはいけない。
マッチペナルティを科されたプレーヤーはリンク施設から退出させられる場合がある。
note1: マッチペナルティを犯したプレーヤーのペナルティタイムは記録上20分とされる。
ルール 406 ペナルティショット
a: ペナルティショットを行うには、以下の手順によって行われなくてはいけない。
レフリーはペナルティショットを行うプレーヤーを決定し、センターフェイスオフスポットにパックを置く。
ショットを行うプレーヤーは、レフリーのホイッスルの後、そこからパックをプレーしてゴーリーに対してゴールしようとする。
ゴーリーはシューターがパックに触れるまでゴールクリース内にとどまっていなくてはいけない。
シューターはパックを相手のゴールラインに向けて動かさなくてはならず、一度ショットされると、プレーは完了したものとされる。
いかなる種類のリバウンドシュートもゴールは認められず、パックがゴールラインを完全に横切った時、ショットは完了したものと見なされる。
b: ゴーリーは色々な方法でショットをストップさせようと試みることが出来るが、スティックや他の物を投げたり、ペナルティを犯す事は出来ない。
この様なことがあった場合、相手チームにゴールが与えられる。
c: ルール604(b)、614(e)、622(f)のペナルティが起こった場合は、レフリーがペナルティショットを行うプレーヤーを指示する。
(基本的にペナルティを犯されたプレーヤーがショットを行う。)
ペナルティを犯されたプレーヤーが負傷等に理由により、妥当な時間内にショットを行うことが出来無い場合、ペナルティを犯されたチームのキャプテンがフロア上にいたプレーヤーの中からシューターを選出する事が出来る。一度レフリーに報告されたプレーヤーは、変更出来ない。
ルール614(e)、640(e)、642(c)のペナルティが起こった場合、ペナルティを犯されたチームのキャプテンがフロア上にいたプレーヤーの中からシューターを選出する。
一度レフリーに報告されたプレーヤーは、変更出来ない。
d: ペナルティショットを与えられたプレーヤーがそのペナルティの前後の同じプレー内でペナルティを犯していた場合、ペナルティベンチに行く前にペナルティショットを打つことも出来る。
ただし、そのプレーヤーの犯したペナルティにより退場となる場合は、その時にフロア上にいたプレーヤーを代わりのシューターとして選出する。
e: ペナルティショットが与えられ、ペナルティを犯したチームのゴーリーが交代する為にベンチに戻った場合、代わりのゴーリーがフロアに戻ってからショットは行われる。
f: ペナルティショットによりゴールされた場合、次のフェイスオフは通常通りセンターフェイスオフスポットから行われる。
ゴールされなかった場合、次のフェイスオフはペナルティショットが行われたゾーンのいずれかのエンドフェイスオフスポットで行われる。
g: ペナルティショットのベースとなるペナルティがプレータイム中に発生し、ペナルティのアドバンテージ中に試合またはピリオドが終了した場合、ホイッスルが吹かれた後、ペナルティショットは通常の方法で直ちに行われる物とする。
h: ペナルティを犯したチームのゴーリー以外のプレーヤーがペナルティショットをするプレーヤーに直接邪魔をした場合は、自動的にゴールが与えられる。
i: ペナルティショットを行うのに要した時間は、どのピリオドや延長時間においても通常のプレー時間として計測されない。
j: ゲーム残り時間1分を切った時点でマイナーペナルティが発生した場合、ペナルティを犯されたチームにはパワープレーかペナルティショットのどちらかを選択する権利がある。
ゲーム残り時間1分を切った時点でメジャーペナルティやミスコンダクトペナルティなどが発生した場合、ペナルティを犯されたチームはペナルティショットを行い、それが成功しても不成功に終わっても、更に犯された反則の時間分のパワープレーが与えられる。
ルール 407 ゴーリーのペナルティ
a: ゴーリーはペナルティベンチには送られない。
マイナー、メジャー、ミスコンダクトのいずれかのペナルティを科すことはできるが、違反したチームのコーチまたはキャプテンが、ペナルティ発生時にフロアにいたプレーヤーの中から代行のプレーヤーを指名してそのプレーヤーがペナルティベンチに行く。またそのプレーヤーは途中で変更は出来ない。
b: ゴーリーがゲームミスコンダクトペナルティやマッチペナルティを犯した場合、自分のチームのプレーヤーまたはサブのゴーリーに交代出来る。プレーヤーはゴーリーの防具をすべて装備することが出来る。
この交代の為に時間を割く事は許されない。マッチペナルティの他にペナルティが科されている場合には、各々のペナルティはチームに科せられる。
note 1: ゴーリーの犯した全てのペナルティは、代行のプレーヤーがペナルティベンチに行ったとしても、記録上はゴーリーに記録される。
d: ゴーリーがセンターラインを越えていかなる方法でもプレーした場合、マイナーペナルティが科せられる。
ルール 408 ディレイドペナルティ
フロア上のプレーヤー最小人数は2名である。
a: フロア上のプレーヤーが3人のゲームの場合
同じチームの1人のプレーヤーがペナルティを受けている間に2人目のプレーヤーがペナルティを犯した場合、既にペナルティベンチにいる1人のペナルティタイムが終了するまで2人目のペナルティタイムの計測は開始されない。
いずれにしてもペナルティを犯した2人目のプレーヤーは直ちにペナルティベンチに行かなくてはならないが、代わりのプレーヤーがゲームに参加出来る。
プレーヤーがペナルティを犯し、ディレイドペナルティのルールにより2人目のペナルティを犯したプレーヤーの代わりのプレーヤーがフロアにいる場合、1人目のプレーヤーは、自分のペナルティタイムが終了した後、最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
もし、プレーが止まらず2人目のペナルティタイムも終了した場合は、1人目のプレーヤーがプレーに戻り、2人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
b: フロア上のプレーヤーが4人のゲームの場合
同じチームの2人のプレーヤーがペナルティを受けている間に3人目のプレーヤーがペナルティを犯した場合、既にペナルティベンチにいる1人目のペナルティタイムが終了するまで3人目のペナルティタイムの計測は開始されない。
いずれにしてもペナルティを犯した3人目のプレーヤーは直ちにペナルティベンチに行かなくてはならないが、代わりのプレーヤーがゲームに参加出来る。
2人のプレーヤーが同時にペナルティを犯し、ディレイドペナルティのルールにより3人目のペナルティを犯したプレーヤーの代わりのプレーヤーがフロアにいる場合、1人目のプレーヤーはペナルティタイムが満了した後、最初に試合が止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
もし、プレーが止まらず2人目のペナルティタイムも終了した場合は、1人目のプレーヤーがプレーに戻り、2人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
そのままプレーが止まらず3人目のペナルティタイムも終了した場合、2人目のプレーヤーがプレーに戻り、3人目のプレーヤーは最初にプレーが止まった時にペナルティベンチより出る事が出来る。
c: 同じチームの2人のプレーヤーが同時に同じ時間のペナルティを犯した場合、そのチームのキャプテンはどちらのプレーヤーが先にフロアに戻るかをレフリーに申告し、レフリーはそれに応じてオフィシャルに指示する。
d: メジャーとマイナーのペナルティが同じチームのプレーヤー及びゴーリーに同時に科せられた場合、オフィシャルはメジャーペナルティを最初のペナルティとして記録する。
note1: これは、同じチームの異なるプレーヤーに科された場合にも適用される。
ルール 409 ペナルティのコール
a: パックを保持している側のチームのプレーヤーがペナルティを犯した場合、レフリーは直ちにホイッスルを吹き、ペナルティを犯したプレーヤーにペナルティを与えなくてはいけない。
次のフェイスオフはパックが最後にプレーされたサイドのエンドフェイスオフスポットで行われる。ペナルティを犯していないチームが不利になる様なことがあってはいけない。
b: パックを保持していない側のチームのプレーヤーがマイナー、メジャーのどちらかのペナルティを犯した場合、レフリーは腕を上げることによってアドバンテージを示す。
c: 犯したペナルティがマイナーペナルティであり、ペナルティを犯されたチームがゴールした場合、マイナーペナルティは科されないが、メジャーペナルティはゴールか否かに関わらず科せられる。
この場合、マイナーペナルティがなくなるわけではなく、ペナルティを犯したプレーヤーはペナルティベンチには入らないが、個人のペナルティタイムには2分が加算される。
note1: パックがペナルティを犯したチームによって保持、コントロールまたはフリーズされている場合は、ペナルティのホイッスルが吹かれる。
これは、ゴーリーのセービングによるタッチや相手プレーヤーのスティックや身体、他の防具によるタッチは含まない。
note2: レフリーがアドバンテージを示している時、ホイッスルが吹かれる前にペナルティを犯されたチームが直接のプレーによって自ゴールにゴールした場合は、ゴールと認められる。
アドバンテージ中、レフリーにパックが当たって自ゴールに入った場合は、ゴールとは認められない。
note3: チームがマイナー又はベンチマイナーペナルティによってショートハンドの時、ショートハンドのチームが更にマイナーペナルティを犯し、レフリーによりアドバンテージが表示されている間に、ペナルティを犯されたチームがゴールした場合、すでにペナルティベンチにいる最初のプレーヤーのペナルティは終了となり、新たにペナルティが科される。
d: レフリーがホイッスルを吹く前又は後であれ同じプレーヤーが他のペナルティを犯した場合、それらのペナルティは連続して科せられる。
e: ゲームがランニングタイムであれ、ストップタイムであれ、ペナルティタイムはゲームタイムと連動する。
ランニングタイムの場合、レフリーがパックを落としてゲームが再開する時にペナルティタイムの計測も開始される。
ルール409 追加の制裁
a: MHLディレクターはゲームの終了後にゲームに関連する事案を調査し、これらのルールに基づいて与えられた退場処分に加えて追加の処分を加えることが出来る。
この時、選手又はチームスタッフに対してレフリーがペナルティをコールしているか否かは問題にならない。
b: リーグ戦のシーズン中、及びトーナメント中に科された退場処分はそのシーズン、トーナメント中に処理/終了されなくてはならない。
処分がそのシーズン、トーナメントの期間を超える場合、MHLディレクターのみがその処分の決定権を持つ。
c: ゲームミスコンダクトペナルティを犯した選手が2つ以上のDivisionでプレーしている場合、犯した処罰を終了する前には他のDivisionでもプレーは出来ない。
d: 選手が他のホッケー組織(アイスホッケー連盟、ローラースポーツ連盟等)によって、出場停止処分を受けた場合、その選手又はチームはMHL関連イベントに対しても処分を受ける可能性がある。
ルール501 運営スタッフの任命
a: 全てのレフリー、及びオフィシャルはMHLディレクターにより任命され、フロアには2名のレフリーがいる事が望ましい。
ルール502 レフリー
a: レフリーはMHLイベントの公式な代表者である。
彼等はフロア内外のプレーヤーを完全にコントロールするものである。
b: レフリーは各ゲーム、ゲーム中の各ピリオド、オーバータイムの開始時にチームが揃っている事を確認する。
レフリーは各ピリオド及びゲーム終了時にプレーヤーがベンチ及び、フロアから去るまでフロアに留まる。
c: レフリーはいずれかのチームのチームスタッフ、キャプテンから要求された場合、当該プレーヤーの防具、スティックをチェックするものとする。
d: レフリーはペナルティのルールに従って処罰されるべき全てのペナルティをプレーヤー、チームスタッフに与える。
e: レフリーは全てのゴールについて最終決定を下す。
レフリーは最終判断を下す前に、オフィシャル、またはゴールジャッジがいる場合はそのゴールジャッジに相談することが出来る。
f: レフリーはゲーム前にオフィシャル(タイムキーパー、スコアラー、ゴールジャッジがいる場合はゴールジャッジ)がそれぞれの場所についている事を確認する。
g: レフリーはオフィシャルにペナルティの種類と時間を告げる。また、ゴールとアシストをしたプレーヤーについても告げる。
h: レフリーはそれぞれの試合後にスコアシートを確認し、署名してそれをオフィシャルに返す。
i: レフリーが担当の試合に現れなかった場合、MHLディレクターは代替えのレフリーを任命する。
j: もし、もともと任命されていたレフリー・オフィシャルが試合の途中で現れた場合、次のピリオド間の休息時間に交代することが出来る。
k: 全てのレフリーは黒と白の縦縞模様のシャツを着用するか、MHLによって承認されたシャツを着用する。
l: レフリーは全てのゲームミスコンダクト、及び、マッチペナルティに対する報告を速やかにMHLディレクターに報告する必要がある。
ルール503 アシスタントレフリー
a: MHLディレクターはアシスタントレフリーを使用することが出来る。
b: アシスタントレフリーの主な任務は全てのフェイスオフを行い、微妙なゴールの裁定を補助することである。
c: アシスタントレフリーはレフリーが見えなかったペナルティをレフリーに報告し、適切と判断された場合にはそのペナルティをコールすることが出来る。
ルール504 ゴールジャッジ
a: MHLのイベントではゴールジャッジはオプションである。
b: ゴールジャッジは各ゴールの後ろに1名配置される。
彼等は当該ゲームに参加しているチームのメンバー以外であり、ゲーム中に交代することは出来ない。
しかし、レフリーがゴールジャッジに対して交代を命じた場合には直ぐに交代させることが出来る。
c: 各ゴールジャッジはゲーム中ゴールの後ろの指定されたエリアに留まり、ゲームが始まった後は交代することは出来ない。
彼等の管轄はそのゲームだけに限られる。
d: ゴールがなされた場合、ゴールジャッジはパックがゴールラインとゴールポストを完全に超えたか否かを判断する。
ゴールジャッジは単純にゴールかノーゴールかを決定する。
e: ゴールジャッジを使用するか、またその位置づけはMHLディレクターの裁量に委ねられる。
ルール505 タイムキーパー
a: タイムキーパーは、各ゲームの開始と終了の時間、およびゲーム中のすべての時間を記録する。
b: タイムキーパーは各ゲーム、各ピリオド、オーバータイムの開始と終了の時間をレフリーに合図する。
リンクが自動ブザーを装備していない場合、またはこの装置が動作しなくなった場合、タイムキーパーは、ホイッスルによって各ピリオドの終了、オーバータイムおよびゲームの終了を通知する 。
c: タイムキーパーは、すべての時間を分と秒で記録する。
d: タイムキーパーはゲーム中にペナルティを犯したプレーヤーのペナルティタイムを管理し、希望によりペナルティの残り時間をプレーヤーに伝える。
e: もし、プレーヤーがペナルティタイムを満了する前にペナルティベンチから出てしまった場合、その時間を記録し、レフリーに直ぐにプレーを止める様に通知する。
ルール506 スコアラー
a: スコアラーはスコアシートに、ゴール数、シュート本数、ゴールしたプレーヤー、アシストしたプレーヤーなどを記録する。
スコアラーは与えられた全てのペナルティの種類、時間、ペナルティのスタート時間、ペナルティを犯したプレーヤーの名前と番号を正確に記録しなくてはいけない。
b: スコアラーは各試合の終了時に、スコアシートに署名し、レフリーに署名させる。
ルール507 スケジュール
a: 変更は原則として認めない。
b: やむをえない理由により変更を希望するチームは、1ヶ月以上前にメールにて希望を出す事とする。
理由に関しては、冠婚葬祭、学生チームの入学式、卒業式、他団体の大会の参加等のみとし、チームの合宿、旅行等は理由として認められない。
変更が可能な場合はスケジュール変更となるが、変更に関係するチームとMHLに対し、¥3,500-(1チーム毎とMHL)を徴収される。
c: 不戦敗は、1ゲームあたり罰則金として、シーズン登録費の10分の1を徴収し、対戦相手チームとMHLで分配する。
そのゲームのスコアは、0-15とする。(10分ハーフの試合は、0-8となる。)
d: レギュラーシーズン10試合とボーナスゲームとなるプレーオフで1つのシーズンとする。
e: プレーオフ出場枠は、各Division規定のチーム数とし、成績上位チームが参加資格を得る。
f: プレーオフへの出場を辞退する場合、参加資格は順次繰り上げるものとする。
a: 全てのレフリー、及びオフィシャルはMHLディレクターにより任命され、フロアには2名のレフリーがいる事が望ましい。
ルール502 レフリー
a: レフリーはMHLイベントの公式な代表者である。
彼等はフロア内外のプレーヤーを完全にコントロールするものである。
b: レフリーは各ゲーム、ゲーム中の各ピリオド、オーバータイムの開始時にチームが揃っている事を確認する。
レフリーは各ピリオド及びゲーム終了時にプレーヤーがベンチ及び、フロアから去るまでフロアに留まる。
c: レフリーはいずれかのチームのチームスタッフ、キャプテンから要求された場合、当該プレーヤーの防具、スティックをチェックするものとする。
d: レフリーはペナルティのルールに従って処罰されるべき全てのペナルティをプレーヤー、チームスタッフに与える。
e: レフリーは全てのゴールについて最終決定を下す。
レフリーは最終判断を下す前に、オフィシャル、またはゴールジャッジがいる場合はそのゴールジャッジに相談することが出来る。
f: レフリーはゲーム前にオフィシャル(タイムキーパー、スコアラー、ゴールジャッジがいる場合はゴールジャッジ)がそれぞれの場所についている事を確認する。
g: レフリーはオフィシャルにペナルティの種類と時間を告げる。また、ゴールとアシストをしたプレーヤーについても告げる。
h: レフリーはそれぞれの試合後にスコアシートを確認し、署名してそれをオフィシャルに返す。
i: レフリーが担当の試合に現れなかった場合、MHLディレクターは代替えのレフリーを任命する。
j: もし、もともと任命されていたレフリー・オフィシャルが試合の途中で現れた場合、次のピリオド間の休息時間に交代することが出来る。
k: 全てのレフリーは黒と白の縦縞模様のシャツを着用するか、MHLによって承認されたシャツを着用する。
l: レフリーは全てのゲームミスコンダクト、及び、マッチペナルティに対する報告を速やかにMHLディレクターに報告する必要がある。
ルール503 アシスタントレフリー
a: MHLディレクターはアシスタントレフリーを使用することが出来る。
b: アシスタントレフリーの主な任務は全てのフェイスオフを行い、微妙なゴールの裁定を補助することである。
c: アシスタントレフリーはレフリーが見えなかったペナルティをレフリーに報告し、適切と判断された場合にはそのペナルティをコールすることが出来る。
ルール504 ゴールジャッジ
a: MHLのイベントではゴールジャッジはオプションである。
b: ゴールジャッジは各ゴールの後ろに1名配置される。
彼等は当該ゲームに参加しているチームのメンバー以外であり、ゲーム中に交代することは出来ない。
しかし、レフリーがゴールジャッジに対して交代を命じた場合には直ぐに交代させることが出来る。
c: 各ゴールジャッジはゲーム中ゴールの後ろの指定されたエリアに留まり、ゲームが始まった後は交代することは出来ない。
彼等の管轄はそのゲームだけに限られる。
d: ゴールがなされた場合、ゴールジャッジはパックがゴールラインとゴールポストを完全に超えたか否かを判断する。
ゴールジャッジは単純にゴールかノーゴールかを決定する。
e: ゴールジャッジを使用するか、またその位置づけはMHLディレクターの裁量に委ねられる。
ルール505 タイムキーパー
a: タイムキーパーは、各ゲームの開始と終了の時間、およびゲーム中のすべての時間を記録する。
b: タイムキーパーは各ゲーム、各ピリオド、オーバータイムの開始と終了の時間をレフリーに合図する。
リンクが自動ブザーを装備していない場合、またはこの装置が動作しなくなった場合、タイムキーパーは、ホイッスルによって各ピリオドの終了、オーバータイムおよびゲームの終了を通知する 。
c: タイムキーパーは、すべての時間を分と秒で記録する。
d: タイムキーパーはゲーム中にペナルティを犯したプレーヤーのペナルティタイムを管理し、希望によりペナルティの残り時間をプレーヤーに伝える。
e: もし、プレーヤーがペナルティタイムを満了する前にペナルティベンチから出てしまった場合、その時間を記録し、レフリーに直ぐにプレーを止める様に通知する。
ルール506 スコアラー
a: スコアラーはスコアシートに、ゴール数、シュート本数、ゴールしたプレーヤー、アシストしたプレーヤーなどを記録する。
スコアラーは与えられた全てのペナルティの種類、時間、ペナルティのスタート時間、ペナルティを犯したプレーヤーの名前と番号を正確に記録しなくてはいけない。
b: スコアラーは各試合の終了時に、スコアシートに署名し、レフリーに署名させる。
ルール507 スケジュール
a: 変更は原則として認めない。
b: やむをえない理由により変更を希望するチームは、1ヶ月以上前にメールにて希望を出す事とする。
理由に関しては、冠婚葬祭、学生チームの入学式、卒業式、他団体の大会の参加等のみとし、チームの合宿、旅行等は理由として認められない。
変更が可能な場合はスケジュール変更となるが、変更に関係するチームとMHLに対し、¥3,500-(1チーム毎とMHL)を徴収される。
c: 不戦敗は、1ゲームあたり罰則金として、シーズン登録費の10分の1を徴収し、対戦相手チームとMHLで分配する。
そのゲームのスコアは、0-15とする。(10分ハーフの試合は、0-8となる。)
d: レギュラーシーズン10試合とボーナスゲームとなるプレーオフで1つのシーズンとする。
e: プレーオフ出場枠は、各Division規定のチーム数とし、成績上位チームが参加資格を得る。
f: プレーオフへの出場を辞退する場合、参加資格は順次繰り上げるものとする。
ルール 601 ゲームの開始及びピリオド
a: ゲーム開始時には選手は、プレイヤーベンチの反対側のゾーンを守備側のゾーンとしてゲームを開始する。
b: ゲーム前のウォーミングアップ中および各ピリオドの開始前には、各チームはその活動をプレーヤーベンチのあるゾーンに限定しなければならない。
c: 全ての選手は、ウォーミングアップのためにフロアを入り、ゲームの最後にフロアを出るまで、ヘルメットを含めて完全に防具とユニフォームを着用しなければならない。
ルール 602 ゲームの時間
a: ゲームは20分×2ピリオド(Copper、Iron、Tin Divisionは10分×2)で行われるものとする。各MHLイベントは、独自のタイムストラクチャーを使用することができる。
前後半の間に2分のハーフタイム(Copper、Iron、Tin Divisionは1分)を設ける。ゲーム終了前の2分間に同点又は1ゴール、2ゴール差の場合、ゴール差が3ゴール以上になるまでゲームはストップタイムで行われる。
7、8、9月は、気温の関係で、20分×2ピリオドのゲームを、10分×4ピリオドに変更する。7、8、9月に限らずMHLディレクターの判断でゲームタイムを変更する事が出来る。
b: オーバータイムは、そのゲームの一部とみなされ、終了していないペナルティはすべて有効となる。
c: レフリーは、プレイエリアが危険な状態であるとみなした場合、いつでもゲームを中断するよう命じることができる。この状態が修正されるまで、ゲームは中断されたままである。
前半になんらかの遅れが生じた場合、レフリーはハーフタイムの休憩なしに、後半をすぐに開始することができる。
d: プレーオフ時、ゲーム進行が早まった場合は、最大で30分間ゲーム開始が早まる可能性がある。
e: ハーフタイム中は、フロア内でのパックの使用は禁止する。
ルール 603 タイムアウト
a: タイムアウトは、フロア上のプレーヤーによりプレー停止中のみ申請する事が出来る。
b: タイムアウトが発生した場合、プレーヤーはプレーヤーベンチに行くことができるが、ペナルティを科されているプレーヤーはペナルティベンチを離れることは出来ない。
Note 1: 各チームはゲームごとに1分間のタイムアウトが1回ずつ許可されている。相手チームによるタイムアウトは、タイムアウト中に申請された場合に限り、プレー停止中に取る事が出来る。
片方のチームがフェイスオフの準備が整うと、もう片方のチームはタイムアウトを申請する事は出来ない。
7、8、9月は、気温の関係で、各チームタイムアウトを2回ずつ許可する。7、8、9月に限らずMHLディレクターの判断で1ゲームに取れるタイムアウトの数を変更する事が出来る。
各チームが2回ずつタイムアウトを取れる場合のみ、タイムアウトを連続で申請する事が出来る。
c: タイムアウト中は、ゴーリーのウォームアップに使用する事は出来ない。また、タイムアウト中は、フロア内でパックの使用を禁止する。
d: 上記のルールに違反すると、2分間のベンチマイナーペナルティが発生することがある。
ルール 604 タイ・ゲーム
a: レギュラーシーズンの場合、前後半が終了した際にゴール数が両チームともに同数だった場合は、即時オーバータイムを行う。
1 チームは攻める方向を変更せずに行う。
2 5分間のオーバータイム(10分ハーフのゲームの場合は3分間のオーバータイム)が行われるものとする。
3 オーバータイムはゴールが入ると終了となり、ゴールを決めたチームは勝者と宣言される。
4 オーバータイム中に決着が付かなかった場合、ゲームは「タイ(引き分け)」となり、各チームに勝ち点1が与えられる。
b: プレーオフの場合、前後半が終了した際にゴール数が両チームともに同数だった場合は、即時オーバータイムを行う。
1 チームは攻める方向を変更せずに行う。
2 5分間のオーバータイム(10分ハーフのゲームの場合は3分間のオーバータイム)が行われるものとする。
3 オーバータイムはゴールが入ると終了となり、ゴールを決めたチームは勝者と宣言される。
4 オーバータイム中に決着が付かなかった場合、次のようにしてサドンデスのシュートアウトが行われる。しかし、各Divisionの決勝戦のみ、決着がつくまで延長戦を繰り返す。
A 各チームは、最初に3人のシューターを選び、ペナルティショットと同じルールにてシュートアウトを行う。
B チームは交互にペナルティショットを行う。ビシター側のチームが最初にシュートを行い、勝者が決まるまでペナルティショットを行う。
C シュートアウトの各ラウンドは3回のシュートで構成され、同じプレーヤーが同ラウンドで1回以上シュートすることはできない。
D 最初のラウンドで決着が着かなかった場合、再度3人のシューターを選ぶ。この3人は最初のラウンドでシュートを打ったプレーヤーを選ぶ事も出来る。
E ゲーム終了時にペナルティが終了していないプレイヤーは、シュートアウトに参加することはできない。
ルール 605 マーシールール
a: 対戦チームとの点差が15ゴール差(10分×2ピリオドの場合は8ゴール差)となった場合、ゲームは終了となる。その際の個人結果は、通常のゲームと同じようにカウントされる。
MHLでは、プレーオフ時のみマーシールールが適応される。
ルール 606 ゴール及びアシスト
a: ゴールとアシストの記録を最終的に決定するのは、レフリーの責任である。ゴールやアシストの記録に明らかな誤りがある場合は、速やかに訂正する必要がある。
b: 攻撃側のプレーヤーがスティックで打ったパックが、両方のゴールポストとクロスバーの間を完全に横切って、ゴールラインを越えた場合、ゴールとなる。
c: パックが守備側のプレーヤーに当たるなど、何らかの形でゴールに入った場合、ゴールと認められる。その際、最後にパックを触った攻撃側のプレーヤーにゴールが記録されるが、アシストは記録されない。
d: 攻撃側のプレイヤーがパックをキックしたとき、どのプレーヤーに当たってゴールに入った場合でも、そのゴールは認められない。
e: 攻撃側のプレーヤーのシュートが、プレーヤーのどこかに当たってゴールに入った場合、ゴールは認められるものとする。その際、最後にパックが当たった攻撃側のプレーヤーにゴールが記録される。
パックがスティック以外の手段で蹴られたり、投げ込まれたり、故意にゴールに向けられたりした場合は、ゴールは認められない。
f: パックが、レフリーに当たった結果ゴールに入った場合は、ゴールは認められない。
g: プレーヤーが相手のゴールクリーズ内に合法的にパックを持ち込んだ後にルーズパックとなり、そのパックを別の攻撃側のプレーヤーが取りゴールした場合、ゴールは認められる。
h: クロスバーの高さよりも高いパックを打ったり、角度を変えたりしてゴールしたものはゴールと認められない。守備側のプレーヤーが打ったり角度を変えた場合は例外である。
ゴール前での基準は、クロスバーに対してどの位置でスティックにパックが接触したかである。
i: 攻撃側のプレーヤーがゴールクリーズ内でパックを持っている時やクリーズ内を横切っている時にパックがゴールに入った場合、攻撃側のプレーヤーがインターフェアランスをしておらず、ゴーリーの邪魔になっていない場合はゴールは認められる。
ルール 607 フェイスオフ
a: プレーヤーは、各チーム1人ずつフェイスオフスポットの正面で床にスティックを付けて、フェイスオフスポットの自分の守備側に立つこと。攻撃側のチームが、まず先にスティックを床に付けなければならない。
レフリーが、フェイスオフスポットにパックを落としプレーを開始するまで、他のプレイヤーはフェイスオフサークルの外で(または、フェイスオフスポットより最低2mは離れて)それぞれの守備側に留まるものとする。
b: フェイスオフをするプレイヤーはスティックを床に着けた状態で相手に正対し、約スティック1本分離れて立つ。
c: 両方のプレーヤーのスティックは、ブレードのどの部分も床に接触し、ライン上に適切に位置を合わせされなければならない。
他のプレイヤーはすべて、プレイヤーのフェイスオフから少なくとも2m離れていなければならず、同じサイドにいなければならない。
Note 1: レフリーの警告の後、いずれかのプレーヤーがフェイスオフのための適切なポジションを速やかに取らない場合、レフリーは、違反しているプレーヤーを、フロア上の他のプレイヤーと交代させるものとする。
いずれかのプレーヤーが依然として適切なポジションを取らない場合、レフリーは違反しているプレーヤーに対してディレイングザゲームのペナルティを科すことが出来る。
d: フェイスオフを行う場合、プレイヤーは相手の身体やスティックに接触することは出来ない。このルールに違反したプレーヤーに対し、レフリーはマイナーペナルティを科すことが出来る。
Note 1: フェイスオフは、レフリーがフェイスオフの場所を指定し、パックを落とすポジションを取ったときに始まる。
e: 同じフェイスオフの間に、このルールを2度破ったプレイヤーにはマイナーペナルティが科せられることがある。
f: 両チームのプレーヤーによってペナルティが犯されプレーが止まった場合、ルールに明記されていない限り、プレーが停止した場所のフェイスオフスポットからフェイスオフが行われる。
g: パックがゴールラインを割ったがゴールが認められなかった場合、フェイスオフはそのゾーンのいずれかのエンドフェイスオフスポットで行われる。
h: ルールで具体的に説明されていない何らかの理由でゲームが停止された場合、最後にプレイされた場所の最寄りのフェイスオフスポットでフェイスオフが行われる。
i: 両チームのプレーヤーは、出来るだけ早くフェイスオフスポットに着かなければならない。
片方のチームがセットしていてもう一方のチームが遅れている場合、レフリーはパックを落とすことによってゲームを開始することが出来る。また、ディレイングザゲームによるベンチマイナーペナルティを科すことも出来る。
Note 1: 片方のチームがフェイスオフのポジションに入ってから、3秒以内にパックを落とす事が出来る。
ルール 608 プレー開始の拒否及び没収試合
a: 両チームがフロアにいる中、片方のチームが何らかの理由でプレーを拒否した場合、レフリーはそのチームのキャプテンまたはキャプテン代理に警告し、15秒以内にプレーを開始又は再開しなければならない。
その時間が終わってもチームがまだプレーすることを拒否した場合、レフリーはゲームの遅れに対してベンチマイナーペナルティを科すものとする。
同じ事が繰り返された場合、レフリーはそのゲームを没収試合とし、MHLディレクターが対処すべき処置を決定しなければならない。
b: チームが、コーチやチームスタッフを介してレフリーからの指示を受けたときに、フロアに出てプレーを開始しなかった場合、ゲームは没収試合となり、その内容はMHLディレクターによって措置が決定される。
c: 次の理由により、ゲームの没収が宣言される場合がある。
1 ゲームの開始時に(レフリーのホイッスルでチームにゲーム開始を知らせた時)、チームにプレー可能な状態の2人のプレーヤーと1人のゴーリー又は3人のプレーヤーがいなかった場合。
2 そのチームがゲームに参加する事が出来ないとチームスタッフが書面、又は口頭で申請しMHLディレクターが承認した場合。相手チームは試合の準備をする必要はなく、勝利が与えられる。
3 ゲームを続けるための規定の人数が、ゲーム中の怪我や病気のためにフロアに入れない場合。
d: ゲームが失効した場合、以下の結果が記録されるものとする。
1 ゲームを失効したチームは、敗戦となり勝ち点0が与えられ、相手チームは、ゲームの勝利と勝ち点2が与えられる。ゲームスコアは、15-0(10分ハーフのゲームは8-0)と記録されるものとする。
2 各々のチームのゴーリーには、シュート本数、セーブ、失点数はカウントされないものとする。
ルール 609 用具及びユニフォームの統一
a: 衣服、防具、スケートやスティックの調整のために、プレーを中断したり、ゲームを遅らせてはならない。このルールに違反した場合はマイナーペナルティが科せられる。
b: 衣服や防具及び道具のコンディションを維持する責任はプレーヤーにある。調整が必要な場合は、フロア外に出て代用品を使用するなどゲームを中断する事なくプレーを継続する。
Note 1: プレーヤーがプレーの過程でヘルメットが外れた場合、プレーヤーはヘルメットをかぶり直すまでプレーに参加出来ない。もしプレーヤーがヘルメットなしにプレーに参加した場合、そのプレーヤーには、イリーガルエキップメントでマイナーペナルティが科せられる。
c: ゴーリーは、ゲームが止まっている時にレフリーの許可を得て、衣服、防具、スケートやスティックの調整や修理する事が認められている。ランニングタイムのゲームの場合は、試合中に1回のみとする。
また、レフリーの許可を得てゴーリーマスクを交換する事が認められているが、ゴーリーマスクを修理をしたり試着に時間を取る事は出来ない。
d: ゴーリーによるルール違反については、マイナーペナルティが科せられる。
e: プレーヤーが着用するロングパンツは、膝の部分が破れて防具が飛び出しているものは使用出来ない。レフリーが警告した後、そのまま同じ状態でゲームに参加した場合は、マイナーペナルティが科せられる。
ルール 610 選手登録に伴うペナルティ
a: ゲーム前のロースター提出時に登録された背番号と違う背番号でゲームに出場した場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
b: ゲーム終了時に提出されたロースターに出場の記載がされていない選手が出場した事が発覚した場合、ゲームは成立したものとみなすが、記録上ペンチマイナーペナルティが科せられる。
c: 提出されたロースターに出場の記載がされていない選手がゴール又はアシストをした場合、そのゴールは認められず、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
d: ゲーム終了後に、提出されたロースターに出場の記載がされていない選手がゴール又はアシストが発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすが記録上ペンチマイナーペナルティが2つ科せられる。
また、当該選手が得たポイントは記録されない。
e: ロースター提出時に登録された背番号と違う背番号でゲームに出場し、ゴール又はアシストをした場合そのゴールは認められるが、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
ゲーム終了後に、提出されたロースターに登録されている背番号と違う背番号の選手がゴール又はアシストが発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすが記録上ペンチマイナーペナルティが科せられる。
f: 提出されたロースターに選手登録がされていない選手がゲームに参加した場合、その試合は没収試合となり、スコアは0-15(10分×2ピリオドの場合は0-8)となる。
ゲーム終了後に、提出されたロースターに登録されていない選手がゲームに参加したと発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすがその選手に記録上10分間のペナルティタイムが科せられる。
g: 複数の選手に背番号間違えが発覚した場合、同時に2つのベンチマイナーペナルティが科せられる。これは、背番号間違えの選手が5人いても10人いても変わらず2つのベンチマイナーペナルティのみとする。
ルール 611 アンスポーツマンライクコンダクト、スピッティング
a: レフリー及び、オフィシャルの判定に対して争ったり、レフリー、オフィシャルに対して粗暴な言動を取ったり、ゲーム中に相手を挑発するような行為をする選手には、アンスポーツマンライクコンダクトのマイナーペナルティが科せられる。
同選手がそのような行為を継続した場合はミスコンダクトペナルティが科せられる。
コーチやチームスタッフの場合、最初にベンチマイナーペナルティを科せられ、その行為を継続する場合は、ゲームミスコンダクトペナルティを科せられる。
b: ホイッスル後にパックを打ったプレーヤーは、レフリーがパックを打つのを止めるのに十分な時間があったと判断した場合に、マイナーペナルティが科せられる。
c: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにマイナーペナルティかベンチマイナーペナルティが科せられる。
1 ペナルティ後、レフリーの指示通りにペナルティベンチや更衣室に向かわない場合。
2 プレーヤーベンチまたはペナルティベンチからリンク内に、何か物を投げ込む場合。
3 オフィシャルの任務の遂行を(身体的にではなく)妨害する場合。
4 口論が発生した場合、関与していないプレーヤーが争いに加わった場合。
5 いかなる場合でも、スティックでフロアやフェンス、クリアボード、ゴールを叩いた場合。
6 ゴール後に、相手ゴーリーの近くや相手プレーヤーベンチに向かって挑発的な行動を取った場合。
d: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにミスコンダクトペナルティかゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
1 誰に対しても、ゲーム前、ゲーム中、ゲーム後に、卑猥または粗暴な言葉を使ったり、オフィシャルの判断に対して不服を示した場合。
2 プレーが止まっている際に、故意にパックを打ったり、レフリーが届かない場所まで故意にパックを投げた場合。
3 ペナルティベンチに向かう以外の目的でレフリークリーズに入り、レフリーから去るように依頼されたのに従わなかった場合。
4 手やスティックを使って、レフリー及び、オフィシャルに触れるか掴んだ場合。
5 レフリー及び、オフィシャルに対し、言語やジェスチャーで侮辱した場合。
f: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにマッチペナルティが科せられる。
1 いかなる方法でも、故意にレフリー及び、オフィシャルや相手チームスタッフに身体的な害を及ぼすか、試みた場合。
2 いかなる場合においても、相手チーム選手、相手チームスタッフ、レフリー及び、オフィシャルに対してツバを吐いた場合。
3 ゲーム前、ゲーム中、ゲーム後に、フロアのどこででも、卑猥なジェスチャーや人種差別をした場合。
ルール 612 パックは動いていなくてはいけない
a: パックは、ゲーム中常に動いていなくてはいけない。このルールに対する違反が著しい場合、レフリーは警告をしその後も違反を続ける場合はマイナーペナルティを科す事が出来る。
b: パックを自陣ゴール裏に運ぶ事を除いて、攻撃側のチームが自陣でパックを保持したら、相手チームに進行を妨害された場合とショートハンドの場合以外は、パックを相手ゴールに向かって進まなければならない。
Note 1: このルールの目的は、パックを保持しているチームがショートハンドの場合を除いて、攻撃をチャレンジしなかったり、自陣でパックを持ったりパスをして時間を遅延させないようにするためである。
c: プレーヤーは自陣のゴール裏に再編成することが許されているが、パックを相手ゴールに向かって進めるよう努めなければならない。
レフリーが意図的に悠長にプレーしていると判断した場合、プレー中に問題のチームに口頭で注意を喚起しなければならない。
d: 故意にゲームを遅らせるような方法でボードなどでパックを意図的に保持するプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
e: パックがネット上に3秒以上放置された場合、プレーは停止され、最寄りのエンドフェイスオフスポットでフェイスオフが行われる。
f: パックがゴールネットの上に乗ってしまった場合、プレーは直ちに止めなければならない。
g: パックがプレーエリアを囲むボードの上に乗ってしまった場合は、プレー中であるとみなされ、手やスティックによって合法的にプレイされることがある。
ルール 613 パックのアウトオブバウンズ及びアンプレアブル
a: 打たれたパックがフロア外へ飛び出してしまったり、ボード等に当たってフロア外の物にぶつかった場合、これらのルールで特に明記されている場合を除き、パックが外に出た位置又はボード等に当たった位置の最寄りのフェイスオフスポットからフェイスオフを行う。
b: パックがゴールの外側のネットに入りプレーが出来なくなったり、両チームのプレーヤー間で意図的又は他の方法でパックが動かなくなった場合は、レフリーはゲームを停止し、最寄りのフェイスオフスポットより再開する。
Note 1: これには、守備側のチームの介入なしに、守備側チームのゴールネットの背面にパックを撃った攻撃側のプレイヤーによって引き起こされたプレーの停止が含まれる。
Note 2: すべてのプレーヤーは、いつでもゴールネットの背面からパックを取り出してプレイすることができる。しかし、パックがネット上に3秒以上残っている場合はプレーは停止され、エンドフェイスオフスポットから再開される。
ルール 614 ディレイングザゲーム
a: 意図的にプレーエリア外にパックを打ったり投げたプレーヤー、ゴーリーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: このペナルティは、プレーが止まっている際にプレーヤーまたはゴーリーが意図的にプレーエリア外にパックを打ったり投げた場合にも適応される。
b: ガラスやスクリーンで保護されていない場合を除いて、ゴーリーがどこにも触れずに直接パックをプレーエリア外に打った場合は、マイナーペナルティが科せられる。
c: レフリーの警告の後に、リンク内に正しいプレーヤー人数を揃えられなかった場合、そのチームにはベンチマイナーペナルティが科せられる。
d: レフリーの警告の後に、フェイスオフの適切なポジションにつかないプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: ゴールポストを通常ポジションから意図的にずらすことによりゲームを遅らせる選手には、マイナーペナルティが科せられる。
このようなペナルティが試合終了2分前かオーバータイム時に起こった場合、相手チームにペナルティショットが与えられる。
1 ブレイクアウェイの際にゴールポストを通常ポジションから意図的にずらした場合、相手チームにペナルティショットが与えられる。この際、シュートを打つのは最後にパックを保持していたプレーヤーが打つ。
2 パックがゴールラインを越える直前に、ゴールポストが守備側のプレーヤーまたはゴーリーによって故意に動かされた場合、レフリーの判断によりマイナーペナルティかペナルティシュート、または認定ゴールとなる。
f: 道具の測定をリクエストした際、測定結果が合法だった場合は、測定をリクエストしたチームにベンチマイナーペナルティが科せられる。
g: ショートハンド時を除いてパックを保持しているチームが、攻撃を仕掛けずにパックを後ろに戻したり、守備側のゾーンでゲームを遅延させた場合、レフリーの判断でマイナーペナルティが科せられる可能性がある。
プレーヤーは自分のゴールの後ろから攻め直すことが許されているが、パックを前に進めるよう努めなければならない。レフリーが時間稼ぎが意図的であると判断した場合、試合中にチームに口頭で注意を喚起しなければならない。
ルール 615 インターフェアランス
a: パックを保持していないプレーヤーの進行を妨げたり、意図的に相手のスティックを叩きおとしたり、落ちたスティックを拾おうとしたものを妨害したり、壊れたスティックやパックを投げたり蹴ったりして、相手の気を削ごうとしたプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: ゴーリー以外で最後にパックに触れたプレーヤーを、パックを保持しているプレイヤーと見なす。
b: パックを保持している側のチームプレーヤーが、パックを保持しているプレーヤーを「行かせる」為に、守備側のプレーヤーを妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: プレイヤーベンチにいるプレイヤー、またはペナルティベンチにいるプレ-ヤーがプレー中に相手のパックの動きに干渉した場合、マイナーペナルティが科せられる。
この措置がブレイクアウェイ時に行われた場合は、ペナルティショットが与えられる。
d: スティックまたは身体を使用した物理的接触で、ゴールクリーズ内のゴーリーの動きを妨害したプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: 攻撃側プレーヤーが守備側プレーヤーの行動によって、物理的に干渉されてゴールクリーズ内に入っている時に、守備側プレーヤーに妨害された状態のままゴールが入った場合、このゴールは認められる。
f: ゴーリーがフロアにいない場合に、チームスタッフを含む合法的にフロアにいないプレーヤーが身体やスティック、その他の物を使ってパックの動きや相手プレーヤーを妨害した場合、即座に相手チームに認定ゴールが与えられる。
g: 守備側のチームが自陣でパックを保持している場合、そのチームの他のプレイヤーが、相手プレーヤーに対してスクリーンを使ってパックキャリアに対する干渉を妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
h: フェイスオフの際に、相手プレーヤーがパックを保持していないのに妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
i: パックキャリアがドロップパスを行った後に、意図的に相手プレイヤーと身体を接触させて妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: すべてのプレイヤーが各々のゴールの前にポジション取りしようとして発生する偶発的接触は、インターフェアランスや不必要な荒い行為とは見なさない。
しかし、いずれかのプレーヤーが相手にチャージしたり、ボティーチェックをした場合、レフリーの裁量でインターフェアランスやチャージングなどのマイナーペナルティが科せられる。
プレイヤーが相手チームのプレーヤーをクロスチェックした場合、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティを科すことが出来る。
ルール 616 観客によるインターフェアランス
a: プレーヤーが観客につかまれたりプレーを妨害された場合、レフリーはゲームを停止しなければならない。
妨害されたプレーヤーのチームがその時点でパックを保持していない場合を除き、プレーはホイッスルを吹く前まで完全に戻され、最後に停止した場所からフェイスオフされる。
b: 観客を物理的に妨害するプレーヤーは、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられ、事態はMHLディレクターに報告され、さらなる措置がとられる。
c: レフリーは、ゲームの進行を妨げる物がフロア内に投げられた場合、ゲームを停止し、停止した最寄りのフェイスオフスポットからフェイスオフをする。
ルール 617 エルボーイング
a: どのような方法でも肘を使って相手プレーヤーにファウルしたプレーヤーには、マイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: エルボーイングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
c: エルボーイングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: エルボーイングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 618 ボディーチェッキング
a: パックの有無にかかわらず、意図的に身体にチェックをしたプレーヤーには、レフリーの裁量により、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
b : ホイッスル後に身体にチェックをした選手は、レフリーがその選手がチェックを止めるのに十分な時間があったと判断した場合に、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
c : 身体へのチェックにより、相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
d: 身体へのチェックによりメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
e: プレーヤーの後方からの身体へのチェックを行ったプレーヤーは、自動的にメジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
f: 身体へのチェックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
Note 1: パックを取るために、パックに対してプレーしているプレーヤー達の身体の接触は、ボディーコンタクトとして認められる。
しかし、パックを奪うために直接身体に対して接触した場合はボディーチェッキングのペナルティとなる。
ルール 619 ボーディング
a: 相手をフェンスに向かって突き飛ばしたり、ぶつけたりしたプレーヤーは、レフリーの裁量によりマイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
b: 身体へのチェックやフェンスへぶつけるようなチェックにより、相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
c: フェンス際でのチェックでメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
d: フェンス際でのチェックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 620 チャージング
a: 相手に向かって走ったり、飛びかかったり、チャージした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: ゴールクリーズにいるゴーリーにチャージした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
ゴーリーに対して不必要なコンタクトをした場合は、インターフェアランスかチャージングによるマイナーペナルティ、またはメジャーペナルティが科せられる。
c: チャージングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
d: チャージングによりメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
e: チャージングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 621 ファイティング及びラッフィング
a: 乱闘に参加したプレイヤーには、メジャーペナルティと同時に自動的にゲームミスコンダクトペナルティが科される。
レフリーが乱闘の扇動者であると判断したプレーヤーには、さらにマイナーペナルティを科され、MHLによる追加処分の対象となる。
乱闘前または乱闘中にユニフォームを脱ぐプレイヤーは、扇動者として扱われる。これは、両チームともに適応される。
b: 報復したり、報復しようと試みたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。しかし、そのプレーヤーが争いを続けている場合、メジャーペナルティまたはダブルマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーは、このルールに基づいてペナルティを科す事に広く権限が与えられている。
c: フロアから離れて乱闘に関与するプレイヤー、またはフロア外にいる他のプレイヤーと乱闘するプレーヤーには、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
d: グローブを積極的にまたは脅迫的に落としたプレーヤーは、自動的にゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
グローブを落として相手を殴ったプレーヤーは、MHLディレクターの判断の下、最低3試合のサスペンションを受けなければならない。
e: 選手が、既に進行中の乱闘に介入したとみなされた場合には、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
f: 口論があった場合、当該プレーヤー以外のすべてのプレーヤーは、直ちにプレーヤーベンチへと戻ること。
口論がプレーヤーベンチで行われた場合、フロア上の選手はチームのディフェンディングゾーンに行かなければならない。
このルールを遵守しなければ、そのチームにベンチマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリー及び、オフィシャルに抵抗する選手は、ミスコンダクトペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
Note 2: ゴーリーがゴールクリーズを出てすぐ近くの口論に参加した場合、ゴーリーにマイナーペナルティが科せられる。このペナルティは、口論の間に発生したペナルティに加えて行われるものとする。
ルール 622 プレーヤーベンチ又はペナルティベンチから離れる行為
a: 口論が起きている場合、どのプレーヤーもプレーヤーベンチから離れることは出来ない。このルールに違反するプレーヤーには、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
レフリーは、更なる制裁の可能性について、MHLディレクターにこの違反行為を報告する。
b: ペナルティが終了する前にペナルティベンチを離れたプレーヤーには、プレーが進行中であるか否かにかかわらず、そのペナルティが終了した後に追加でマイナーペナルティが科せられる。
c: プレーの停止中に口論が発生した際にペナルティベンチを離れたプレーヤーは、現行のペナルティ終了後、発生した他のペナルティに加えて、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
d: もしペナルティが完全に終了する前にプレーヤーがペナルティベンチを離れた場合、タイムキーパーは時間を記録し、レフリーに直ちにプレーを停止させるようにシグナルを送る。
レフリーはペナルティをされた側のチームのゴールチャンスが完了するまでプレーを続けさせることができる。
e: タイムキーパーの間違いで時間切れになる前にフロアにプレーヤーが戻った場合、追加のペナルティを科すことはないが、間違えた分の時間を過ごさなければならない。
f: パックを保持している攻撃側のプレーヤーが、ゴーリーと1対1の状態の時、その間に違法に相手プレーヤーが入ってきた場合は攻撃側のプレーヤーにペナルティショットが与えられる。
g: 相手ゴーリーがいない状態でパックを保持している攻撃側のプレーヤーが、相手プレーヤーに後ろからペナルティを犯されたり、相手プレーヤーがスティックや防具などを投げることによって、ゴーリーのいないゴールに向かってクリアなシュートが出来なかった場合、攻撃側のチームに認定ゴールが与えられる。
h: 相手ゴーリーがいない状態で無人のゴールを攻撃している側のプレーヤーが、違法にゲームに参加した相手プレーヤーによって妨害された場合、レフリーは直ちに妨害された側のチームに認定ゴールを与える。
i: レフリーの許可なしに、ゲーム開始後にフロア内に入るチームスタッフには、ベンチマイナーペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
負傷したプレーヤーに立ち会う機会を利用して、判定に 対して文句を言ったり、問題について話そうとするチームスタッフには、「レフリーに対する暴言」としてペナルティが科せられる場合がある。
j: ペナルティをしたプレーヤーが、そのプレーヤーのミス又はタイムキーパーのミスでペナルティが終わる前にリンクに戻ってしまった際に、そのチームがゴールした場合、そのゴールは認められない。
ルール 623 トゥーメニプレーヤーズ・オン・ザ・フロア
a: チームは、1名のゴーリーと3名のプレーヤー、又は4名のプレーヤーをフロアに出す事が出来る。フロア上にこの人数より多いプレーヤーがいた場合は、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
b: ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーはベンチから出ることは出来ない。
もし、交代のプレーヤーがすでにフロアに出ている状態で、ベンチに戻るプレーヤーがベンチに戻る前に故意にパックにプレーしたり相手プレーヤーに接触した場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
しかし、パックが偶発的に当たった場合はペナルティとはならず、プレーは続行されるが、当たった側のチームプレーヤーがパックを保持した場合、試合は止められ最寄りのフェイスオフスポットから再開される。
c: トゥーメニプレーヤーズ・オン・ザ・フロアのペナルティは、ペナルティを犯した際にフロア上にいるプレーヤーが遂行しなければならない。
d: プレーヤーベンチのフェンス上から、スティックや身体の一部などがフロア上に飛び出てしまっており、そのスティックや身体の一部などがパックやプレーヤー、レフリーに当たってしまった場合、レフリーより警告が行われ、2度目に当たった場合はベンチマイナーペナルティが科せられる。
ルール 624 クロスチェッキング
a: 相手に対してクロスチェッキングをした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: クロスチェッキングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
c: ゴーリークリーズにいるゴーリーにクロスチェッキングした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
d: クロスチェッキングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
e: クロスチェッキングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 625 バットエンディング
a: 相手に対してバットエンディング(スティックの柄で相手を突く)をしたプレーヤーや、バッドエンディングを試みた選手にはメジャーペナルティが科せられる。
Note 1: バットエンディングを試みるとは、相手に当たっていてもいなくても、バットエンディングのジェスチャーをしただけでも含まれる。
b: バットエンディングを試みる行為は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
c: バッドエンディングを相手選手に当ててしまった選手には、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
d: バットエンディングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 626 ヘッド・バッテイング
a: 相手に対してヘッドバッティング(頭突き)をしたプレーヤーや、ヘッドバッティングを試みたプレーヤーにはメジャーペナルティが科せられる。
Note 1: ヘッドバッティングを試みるとは、相手に当たっていてもいなくても、頭突きのジェスチャーをしただけでも含まれる。
b: ヘッドバッティングを相手プレーヤーに当ててしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
c: ヘッドバッティングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 627 ホールディング
a: 相手プレーヤーの手や足、または身体を掴んだり、押さえこんだプレイヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: 相手プレーヤーのフェイスマスクを掴んだプレイヤーにはメジャーペナルティが科せられる。
c: 相手プレーヤーのフェイスマスクを掴んで相手に怪我をさせてしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
ルール 628 スティックホールディング
a: 相手プレーヤーのスティックを掴んだプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: プレイヤーは自分自身の危険を回避するために、相手のスティックを掴んで取り除く事が出来る。
Note 2: プレイヤーのスティックが相手プレーヤーの防具やユニフォームに引っかかった場合、その行為が意図的でなく、そのスティックをすぐに手放した場合はペナルティーは科されない。
ルール 629 フッキング
a: スティックを引っ掛けて相手プレーヤーの進行を妨げる、または妨害しようとするプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: フッキングにより相手プレーヤーを怪我させたプレイヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
cフッキングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
ルール 630 キッキング・プレーヤー
a: 他の選手を蹴ったり蹴ろうとした選手には、ルール645に基づいて、マッチペナルティが科せられる。
ルール 631 キッキング・ザ・パック
a: パックをキックすることはすべてのゾーンで許可されるが、攻撃側のプレーヤーのキックではゴールは認められない。しかし、攻撃側プレーヤーのディフレクションの場合は、ゴールが認められる。
b: 攻撃側のプレーヤーが蹴った道具(スティック、ヘルメット、グローブなど)がパックに当たってゴールに入った場合、ゴールは認められない。
ルール 632 ニーイング
a: どのような方法でも膝を使って相手プレーヤーにファウルしたプレーヤーには、マイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: 膝を使ってファウルした結果として相手プレーヤーに怪我を負わせたプレーヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
c: ニーイングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: ニーイングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 633 スラッシング
a: スティックで叩くことによって相手プレーヤーの進行を妨げること、または妨害しようと試みるプレーヤーにはマイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: MHLでは、スティックを下から叩き上げるスティックリフトは認めているが、グローブやグローブ付近を叩いたり、過度な力で下からスティックを叩いた場合は、マイナーペナルティとなる。
c: スラッシングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーは、(スイングの範囲内であろうとなかろうと)相手プレーヤーを実際に叩かなくとも、パックにプレーしているという口実で相手プレーヤーを脅す事を目的として大きくスティックを振ったりしたプレーヤーに、ペナルティを科す事が出来る。
d: 口論の過程で相手プレーヤーに対してスティックを振るプレーヤーには、ルール645に基づいてマッチペナルティを科す事とする。
e: レフリーがプレーを止めたかどうかにかかわらず、パックを保持していないプレーヤーが、ゴールクリーズ内でゴーリーが押さえているパックに接触する事は出来ない。接触した場合マイナーペナルティが科せられる。
f: スラッシングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
g: スラッシングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 634 スピアリング
a: 相手にスティックを突き出す、またはスティックを突き出そうとするプレーヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
Note 1: スピアリングは、身体への接触の有無にかかわらず、スティックを突き出す行為が行われるすべての場合を含むものとする。
b: スピアリングを試みた場合のペナルティは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
c: スピアリングを相手プレーヤーに接触させてしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
d: スピアリングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 635 トリッピング
a: スティック、膝、足、腕、手、肘のいずれかを使用して相手を倒したり、倒そうと試みたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: プレーヤーが間違いなくパックに対してポークチェックをし、それによってパックを保持したとレフリーが判断した場合、ペナルティは科されない。
b: シュートブロックを除き、プレーヤーがフロアに意図的に飛び込み、相手プレーヤーに接触して引っ掛けたり、転倒を引き起こした場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: トリッピングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
d: トリッピングによるメジャーペナルティは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科せられる可能性も含まれている。
e: 攻撃側のプレーヤーが敵陣でパックをコントロールし、ゴーリー以外の相手プレーヤーがいないブレイクアウェイの場合、ゴールの機会を妨害するように後ろから引っ掛けるか、または他の方法でゴールの機会を妨害された場合、妨害されたチームにペナルティショットが与えられる。レフリーは、攻撃側プレーヤーが守備側プレーヤーにパックを奪われるまで、プレーを止めてはならない。
Note 1: 「パックのコントロール」とは、パックをスティックで推進させる行為を意味する。もしそのプレーヤーがパックを推進させている間に、他のプレイヤーまたはその他のプレーヤーの用具に触れられたり、ゴールポスト等に当たりルーズパックになった場合、プレイヤーはもはやパックをコントロールしているとは言えない。
ルール 636 スルーフッティング
a: 相手プレーヤーの足またはスケートを背後から暴力的に蹴る、又は相手プレーヤーを後ろに引っ張りながら下から足を打ったり蹴ったりしたプレーヤーには、マッチペナルティが自動的に科せられる。
ルール 637 ハイスティック
a: 肩の正常な高さを超えてスティックを持つ事は禁止されており、レフリーの裁量により、このルールに違反したプレーヤーにはマイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: レフリーは、プレーヤーが肩の正常な高さを超えてスティックのいずれかの部分を保持することにより、相手プレーヤーの顔や頭を怪我させた場合、偶発的な接触による怪我の場合はマイナーペナルティ2つ(ダブルマイナーペナルティ)を、違反しているプレイヤーの不注意な接触による怪我の場合にはメジャーペナルティを科すものとする。
c: ハイスティックによりメジャーペナルティを科されたプレーヤーは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: ハイスティックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
Note 1: このルールの例外:スラップショットの開始時と終了時に、スティックが肩の高さより上になることがある。しかし、スティックが必要以上に長く高い位置にあった場合、ペナルティが科される事がある。
Note 2: 相手プレーヤーとの接触がなければ、ペナルティを科す必要はない。
e: 肩の通常の高さを上回るパックをスティックで打つことは禁止されており、打ったチーム側がそのパックを保持するとゲームは直ちに停止し、次の場合を除いてフェイスオフは保持した側のチームのエンドフェイスオフスポットより行われる。
1: 守備側のプレーヤーが打ったパックを相手チームが触った場合、プレーを続行しなければならない。
2: 守備側のプレーヤーが打ったパックが自陣のゴールに入ってしまった場合、そのゴールは認められる。
ルール 638 ブロークンスティック
a: スティックが破損したプレーヤーは、ただちに破損したスティックを落とさなければ、プレーに参加できない。
スティックを落とさずにプレーに参加したプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーの判断で通常のプレーには不適当とされたスティックを破損したスティックとする。
b: ゴーリーは、プレーが止まるか、ルールに則ってスティックが手渡されるまで、壊れたスティックでプレーを続ける事が出来る。
c: スティックが破損したプレーヤーは、いかなる場所からでもリンク内に投げ入れられたスティックを受け取る事は出来ないが、プレーヤーベンチからはスティックを受け取る事が出来る。
ゴーリーは、いかなる場所からでもリンク内に投げ入れられたスティックを受け取る事は出来ないが、プレーヤーベンチまで行かずにチームメイトから渡されたスティックを受け取る事が出来る。
このルールに則っていない方法でスティックを受け取ったプレーヤー、ゴーリーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 639 スローイングスティック
a: 守備側のチームプレーヤーまたはチームスタッフが故意に守備ゾーンのパックに対しスティックまたは他の物を投げたり撃ったりした場合、レフリーはプレーを完了させ、ゴールされなかった場合はペナルティショットを行う。
しかし、相手ゴーリーがいない状態で守備側のプレーヤーもいない無人のゴールに向かって攻撃側のプレーヤーがパックを保持している際、守備側のチームの誰かが投げたスティックやその他の用具により、ゴールの機会を失った場合は、攻撃側のチームに認定ゴールが与えられる。
b: ペナルティショットや認定ゴールになる場合を除いて、パックを保持しているプレーヤーに向かってリンク内からスティックやその他の用具を投げたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1 プレーヤーが壊れたスティックを、プレーまたは相手プレーヤーに干渉しないような方法でフロア上ではなくリンクの側面に捨てることによって廃棄した場合、ペナルティは科されないものとする。
c: スティックやその他の用具を、フロア外や観客に向かって投げつけたプレーヤーには、ミスコンダクトペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
ルール 640 ハンドリングパック・ウィズ・ハンズ
a: 選手がパックを意図的に手で掴むと、プレイは停止しフェイスオフが行われる。ただし、パックがすぐに落ちた場合は、プレイを続行することが出来る。
b: ゴーリーがセーブすると、その試合は止められフェイスオフが行われる。ただし、レフリーからの最初の警告の後、不必要にパックを保持しているゴーリーは、ディレイングザゲームによりマイナーペナルティが科せられる事がある。
c: レフリーの判断でゴールされるのを妨げようとして、ゴーリーが意図的にパックを防具の中に入れたり、ゴールネットの上にパックを置いたりした場合、ゴーリーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: このルールの目的は、パックが常に動くようにすることであり、ゴーリーがゲームを止めるために引き起こす不必要な行動にはペナルティが科せられる可能性がある。
d: ゴーリーを除き、プレー中にプレーヤーが手で床からパックをピックアップした場合、そのプレーヤーにマイナーペナルティが科せられる。
e: プレーヤーが、プレー中にゴールクリーズ内の床から手でパックをピックアップするか、またはゴールクリーズ内でパックを押さえつけた場合、プレーは直ちに停止し、相手チームにペナルティショットが与えられる。
f: プレーヤーは、空中のパックを平手で止めたり、打ったり、パックを押して床を滑らせる事が出来る。
しかしレフリーの判断で、意図的にチームメイトのいる方向にパックの向きを変えた場合は、ゲームは直ちに停止し、ゲームを停止させたチーム側のミドルフェイスオフスポットよりフェイスオフを行う。
しかし、これらのアクションが守備ゾーンで実行される場合、このルールは無視される。
Note 1: このルールの目的は、パックが常に動くようにすることであり、レフリーは意図的にチームメイトへパックの向きを変えた事でそのチームが優位になった場合以外は、プレーを止めてはならない。
g: 攻撃側のプレーヤーが手で打ったパックがゴールに入った場合、ゴーリーを含む守備側のプレーヤーに当たったとしてもいかなる場合でもゴールは認められない。
ルール 641 イリーガル・パックハンドリング
a: ブレードの先端やつま先、またはかかとでパックを押し付けて運ぶ事は違反と見なされ、レフリーの警告の後、同じプレーをしたプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: いかなる場合でも、パックをスティックに乗せたままプレーする事は出来ない。スティックに乗せたままプレーをしたプレーヤーには、レフリーが口頭での警告を行う。
同じプレーヤーが同じゲーム中に再度パックをスティックに乗せたままプレーした場合、プレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 642 フォーリングオンパック
a: ゴーリー以外のプレーヤーが、意図的にパックに覆いかぶさったり、パックを体の下に入れた場合はマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: ディフェンスがシュートブロックのために膝をついた際に、パックが体の下に入ったり、ユニフォームや防具の中に入ってもペナルティにはならないが、手を使ってプレー出来ないようにした場合はすぐにペナルティとなる。
b: ゴーリーが完全にゴールクリーズ外にいる状態で、ゴールラインを越えて後ろにあるパックに覆いかぶさったり、パックを引き寄せ身体の下に隠したり、ボードを使ってパックを保持しようとした場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: ゴーリー以外の防御側プレーヤーは、パックがゴールクリーズ内にあるときにパックを押さえたり、パックを身体または手の下に入れることはできない。
このルールを犯した場合、プレーは直ちに止められ、違反チームに対してペナルティショットが命じられるが、他のペナルティは与えられない。
Note 1: このルールは、違反が発生した瞬間にパックがゴールクリーズ内に入っている場合にのみ、ペナルティショットが与えられるように解釈されるものとする。
しかし、パックがゴールクリーズの外側にある場合、ペナルティショットは与えられずにルール642(a)が適用され、マイナーペナルティが科せられることがある。
違反が発生したときにゴーリーがゴール内からパックを動かした場合、ペナルティショットの代わりに相手チームに認定ゴールが授与される。
ルール 643 パックが見えなくなった場合及びイリーガルパック
a: ポジションの取り合いや、プレーヤーが誤ってパックを下敷きにしてしまった場合、またはパックがレフリーから見えなくなった場合、レフリーはすぐさまホイッスルを吹きゲームを停止させる。
これらのルールで特に明記されている場合を除き、プレーが中断された最寄りのフェイスオフスポットにてフェイスオフが行われる。
b: プレーしている最中に、誤って他のパックがフロア内に入ってきてしまった場合、パックの保有権が相手チームに移るまで、試合は続行される。
Note 1: レフリーの裁量で、誤って入ってきたパックがプレーに干渉した場合、プレーは直ちに停止するものとする。
ルール 644 イリーガル・エキップメント、デンジャラスエキップメント
a: レフリーの判断で、ケガを引き起こす可能性があると思われるプレーヤーの用具の使用を禁止する事が出来る。
b: レフリーは、不正な用具でプレーに参加しているプレーヤーに警告をする。その警告に従わずに、同じ用具を使用してプレーしたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
c: ヘルメットが適正着用されていない場合(顎紐が緩い、外れている、バイザーが斜めになっているなど)は、レフリーが警告をし、その警告に従わずに同じ事をした場合、そのプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
b: MHLでは、床材保護のためスティックのブレードに対し、縦方向にテープを巻く事を禁止している。これは、ブレードの下部のテープを切っていても同じく禁止している。
テープ等を使用したい場合は、ブレードに対して横方向にテープを巻く事。レフリーからの警告後も同じスティックを使用している場合、そのプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 645 相手プレーヤーへ怪我をさせた行為
a: 相手に意図的に負傷を負わせたプレーヤーには、マッチペナルティが科せられる。 事態は更なる処置のためにMHLディレクターに報告されるものとする。
b: ペナルティを科された時から5分間のプレータイムが経過するまで、ペナルティを犯したプレーヤーの代行プレーヤーを出場させる事は出来ない。
ルール 646 ラインルール
a: オフサイド、クリアリング、パワープレータッチアップ等のあらゆるラインルールは適応されない。
ルール 647 インクリーズ
a: 攻撃側のプレーヤーは、ゴールクリーズ内に静止する事は出来ない。目安としては2~3秒である。
攻撃側のプレーヤーがゴールクリーズ内で静止した場合、プレーは停止されインクリーズとなる。インクリーズを取られたチーム側のミドルフェイスオフスポットよりゲームは再開される。
b: プレーヤーは、ゴールクリーズ内を通る事が出来るが、ゴールクリーズ内でパスを受ける事は出来ない。
c: ゴールクリーズ内にいるゴーリーに、故意でなくともぶつかったり接触して倒してしまった場合や、守備側のプレーヤーを押したり突いたりしてゴーリーに接触させた場合、インターフェアランスやチャージングのペナルティが科せられる事がある。
d: 攻撃側のプレーヤーが、ゴールクリーズ内を通っている間に、ゴールが入った場合、ゴーリーが適切にプレーする能力に一切影響を与えていなかった場合は、ゴールは認められる。
また、ゴールクリーズにいたとしても、守備側のプレーヤーに押されたり突かれたり、ファウルを受けた事が原因の場合は、ゴールは認められる。
しかし、レフリーが攻撃側のプレーヤーが、ゴールクリーズから出るのに十分な時間があったと判断した場合は、インクリーズとなりゴールは認められない場合もある。
a: ゲーム開始時には選手は、プレイヤーベンチの反対側のゾーンを守備側のゾーンとしてゲームを開始する。
b: ゲーム前のウォーミングアップ中および各ピリオドの開始前には、各チームはその活動をプレーヤーベンチのあるゾーンに限定しなければならない。
c: 全ての選手は、ウォーミングアップのためにフロアを入り、ゲームの最後にフロアを出るまで、ヘルメットを含めて完全に防具とユニフォームを着用しなければならない。
ルール 602 ゲームの時間
a: ゲームは20分×2ピリオド(Copper、Iron、Tin Divisionは10分×2)で行われるものとする。各MHLイベントは、独自のタイムストラクチャーを使用することができる。
前後半の間に2分のハーフタイム(Copper、Iron、Tin Divisionは1分)を設ける。ゲーム終了前の2分間に同点又は1ゴール、2ゴール差の場合、ゴール差が3ゴール以上になるまでゲームはストップタイムで行われる。
7、8、9月は、気温の関係で、20分×2ピリオドのゲームを、10分×4ピリオドに変更する。7、8、9月に限らずMHLディレクターの判断でゲームタイムを変更する事が出来る。
b: オーバータイムは、そのゲームの一部とみなされ、終了していないペナルティはすべて有効となる。
c: レフリーは、プレイエリアが危険な状態であるとみなした場合、いつでもゲームを中断するよう命じることができる。この状態が修正されるまで、ゲームは中断されたままである。
前半になんらかの遅れが生じた場合、レフリーはハーフタイムの休憩なしに、後半をすぐに開始することができる。
d: プレーオフ時、ゲーム進行が早まった場合は、最大で30分間ゲーム開始が早まる可能性がある。
e: ハーフタイム中は、フロア内でのパックの使用は禁止する。
ルール 603 タイムアウト
a: タイムアウトは、フロア上のプレーヤーによりプレー停止中のみ申請する事が出来る。
b: タイムアウトが発生した場合、プレーヤーはプレーヤーベンチに行くことができるが、ペナルティを科されているプレーヤーはペナルティベンチを離れることは出来ない。
Note 1: 各チームはゲームごとに1分間のタイムアウトが1回ずつ許可されている。相手チームによるタイムアウトは、タイムアウト中に申請された場合に限り、プレー停止中に取る事が出来る。
片方のチームがフェイスオフの準備が整うと、もう片方のチームはタイムアウトを申請する事は出来ない。
7、8、9月は、気温の関係で、各チームタイムアウトを2回ずつ許可する。7、8、9月に限らずMHLディレクターの判断で1ゲームに取れるタイムアウトの数を変更する事が出来る。
各チームが2回ずつタイムアウトを取れる場合のみ、タイムアウトを連続で申請する事が出来る。
c: タイムアウト中は、ゴーリーのウォームアップに使用する事は出来ない。また、タイムアウト中は、フロア内でパックの使用を禁止する。
d: 上記のルールに違反すると、2分間のベンチマイナーペナルティが発生することがある。
ルール 604 タイ・ゲーム
a: レギュラーシーズンの場合、前後半が終了した際にゴール数が両チームともに同数だった場合は、即時オーバータイムを行う。
1 チームは攻める方向を変更せずに行う。
2 5分間のオーバータイム(10分ハーフのゲームの場合は3分間のオーバータイム)が行われるものとする。
3 オーバータイムはゴールが入ると終了となり、ゴールを決めたチームは勝者と宣言される。
4 オーバータイム中に決着が付かなかった場合、ゲームは「タイ(引き分け)」となり、各チームに勝ち点1が与えられる。
b: プレーオフの場合、前後半が終了した際にゴール数が両チームともに同数だった場合は、即時オーバータイムを行う。
1 チームは攻める方向を変更せずに行う。
2 5分間のオーバータイム(10分ハーフのゲームの場合は3分間のオーバータイム)が行われるものとする。
3 オーバータイムはゴールが入ると終了となり、ゴールを決めたチームは勝者と宣言される。
4 オーバータイム中に決着が付かなかった場合、次のようにしてサドンデスのシュートアウトが行われる。しかし、各Divisionの決勝戦のみ、決着がつくまで延長戦を繰り返す。
A 各チームは、最初に3人のシューターを選び、ペナルティショットと同じルールにてシュートアウトを行う。
B チームは交互にペナルティショットを行う。ビシター側のチームが最初にシュートを行い、勝者が決まるまでペナルティショットを行う。
C シュートアウトの各ラウンドは3回のシュートで構成され、同じプレーヤーが同ラウンドで1回以上シュートすることはできない。
D 最初のラウンドで決着が着かなかった場合、再度3人のシューターを選ぶ。この3人は最初のラウンドでシュートを打ったプレーヤーを選ぶ事も出来る。
E ゲーム終了時にペナルティが終了していないプレイヤーは、シュートアウトに参加することはできない。
ルール 605 マーシールール
a: 対戦チームとの点差が15ゴール差(10分×2ピリオドの場合は8ゴール差)となった場合、ゲームは終了となる。その際の個人結果は、通常のゲームと同じようにカウントされる。
MHLでは、プレーオフ時のみマーシールールが適応される。
ルール 606 ゴール及びアシスト
a: ゴールとアシストの記録を最終的に決定するのは、レフリーの責任である。ゴールやアシストの記録に明らかな誤りがある場合は、速やかに訂正する必要がある。
b: 攻撃側のプレーヤーがスティックで打ったパックが、両方のゴールポストとクロスバーの間を完全に横切って、ゴールラインを越えた場合、ゴールとなる。
c: パックが守備側のプレーヤーに当たるなど、何らかの形でゴールに入った場合、ゴールと認められる。その際、最後にパックを触った攻撃側のプレーヤーにゴールが記録されるが、アシストは記録されない。
d: 攻撃側のプレイヤーがパックをキックしたとき、どのプレーヤーに当たってゴールに入った場合でも、そのゴールは認められない。
e: 攻撃側のプレーヤーのシュートが、プレーヤーのどこかに当たってゴールに入った場合、ゴールは認められるものとする。その際、最後にパックが当たった攻撃側のプレーヤーにゴールが記録される。
パックがスティック以外の手段で蹴られたり、投げ込まれたり、故意にゴールに向けられたりした場合は、ゴールは認められない。
f: パックが、レフリーに当たった結果ゴールに入った場合は、ゴールは認められない。
g: プレーヤーが相手のゴールクリーズ内に合法的にパックを持ち込んだ後にルーズパックとなり、そのパックを別の攻撃側のプレーヤーが取りゴールした場合、ゴールは認められる。
h: クロスバーの高さよりも高いパックを打ったり、角度を変えたりしてゴールしたものはゴールと認められない。守備側のプレーヤーが打ったり角度を変えた場合は例外である。
ゴール前での基準は、クロスバーに対してどの位置でスティックにパックが接触したかである。
i: 攻撃側のプレーヤーがゴールクリーズ内でパックを持っている時やクリーズ内を横切っている時にパックがゴールに入った場合、攻撃側のプレーヤーがインターフェアランスをしておらず、ゴーリーの邪魔になっていない場合はゴールは認められる。
ルール 607 フェイスオフ
a: プレーヤーは、各チーム1人ずつフェイスオフスポットの正面で床にスティックを付けて、フェイスオフスポットの自分の守備側に立つこと。攻撃側のチームが、まず先にスティックを床に付けなければならない。
レフリーが、フェイスオフスポットにパックを落としプレーを開始するまで、他のプレイヤーはフェイスオフサークルの外で(または、フェイスオフスポットより最低2mは離れて)それぞれの守備側に留まるものとする。
b: フェイスオフをするプレイヤーはスティックを床に着けた状態で相手に正対し、約スティック1本分離れて立つ。
c: 両方のプレーヤーのスティックは、ブレードのどの部分も床に接触し、ライン上に適切に位置を合わせされなければならない。
他のプレイヤーはすべて、プレイヤーのフェイスオフから少なくとも2m離れていなければならず、同じサイドにいなければならない。
Note 1: レフリーの警告の後、いずれかのプレーヤーがフェイスオフのための適切なポジションを速やかに取らない場合、レフリーは、違反しているプレーヤーを、フロア上の他のプレイヤーと交代させるものとする。
いずれかのプレーヤーが依然として適切なポジションを取らない場合、レフリーは違反しているプレーヤーに対してディレイングザゲームのペナルティを科すことが出来る。
d: フェイスオフを行う場合、プレイヤーは相手の身体やスティックに接触することは出来ない。このルールに違反したプレーヤーに対し、レフリーはマイナーペナルティを科すことが出来る。
Note 1: フェイスオフは、レフリーがフェイスオフの場所を指定し、パックを落とすポジションを取ったときに始まる。
e: 同じフェイスオフの間に、このルールを2度破ったプレイヤーにはマイナーペナルティが科せられることがある。
f: 両チームのプレーヤーによってペナルティが犯されプレーが止まった場合、ルールに明記されていない限り、プレーが停止した場所のフェイスオフスポットからフェイスオフが行われる。
g: パックがゴールラインを割ったがゴールが認められなかった場合、フェイスオフはそのゾーンのいずれかのエンドフェイスオフスポットで行われる。
h: ルールで具体的に説明されていない何らかの理由でゲームが停止された場合、最後にプレイされた場所の最寄りのフェイスオフスポットでフェイスオフが行われる。
i: 両チームのプレーヤーは、出来るだけ早くフェイスオフスポットに着かなければならない。
片方のチームがセットしていてもう一方のチームが遅れている場合、レフリーはパックを落とすことによってゲームを開始することが出来る。また、ディレイングザゲームによるベンチマイナーペナルティを科すことも出来る。
Note 1: 片方のチームがフェイスオフのポジションに入ってから、3秒以内にパックを落とす事が出来る。
ルール 608 プレー開始の拒否及び没収試合
a: 両チームがフロアにいる中、片方のチームが何らかの理由でプレーを拒否した場合、レフリーはそのチームのキャプテンまたはキャプテン代理に警告し、15秒以内にプレーを開始又は再開しなければならない。
その時間が終わってもチームがまだプレーすることを拒否した場合、レフリーはゲームの遅れに対してベンチマイナーペナルティを科すものとする。
同じ事が繰り返された場合、レフリーはそのゲームを没収試合とし、MHLディレクターが対処すべき処置を決定しなければならない。
b: チームが、コーチやチームスタッフを介してレフリーからの指示を受けたときに、フロアに出てプレーを開始しなかった場合、ゲームは没収試合となり、その内容はMHLディレクターによって措置が決定される。
c: 次の理由により、ゲームの没収が宣言される場合がある。
1 ゲームの開始時に(レフリーのホイッスルでチームにゲーム開始を知らせた時)、チームにプレー可能な状態の2人のプレーヤーと1人のゴーリー又は3人のプレーヤーがいなかった場合。
2 そのチームがゲームに参加する事が出来ないとチームスタッフが書面、又は口頭で申請しMHLディレクターが承認した場合。相手チームは試合の準備をする必要はなく、勝利が与えられる。
3 ゲームを続けるための規定の人数が、ゲーム中の怪我や病気のためにフロアに入れない場合。
d: ゲームが失効した場合、以下の結果が記録されるものとする。
1 ゲームを失効したチームは、敗戦となり勝ち点0が与えられ、相手チームは、ゲームの勝利と勝ち点2が与えられる。ゲームスコアは、15-0(10分ハーフのゲームは8-0)と記録されるものとする。
2 各々のチームのゴーリーには、シュート本数、セーブ、失点数はカウントされないものとする。
ルール 609 用具及びユニフォームの統一
a: 衣服、防具、スケートやスティックの調整のために、プレーを中断したり、ゲームを遅らせてはならない。このルールに違反した場合はマイナーペナルティが科せられる。
b: 衣服や防具及び道具のコンディションを維持する責任はプレーヤーにある。調整が必要な場合は、フロア外に出て代用品を使用するなどゲームを中断する事なくプレーを継続する。
Note 1: プレーヤーがプレーの過程でヘルメットが外れた場合、プレーヤーはヘルメットをかぶり直すまでプレーに参加出来ない。もしプレーヤーがヘルメットなしにプレーに参加した場合、そのプレーヤーには、イリーガルエキップメントでマイナーペナルティが科せられる。
c: ゴーリーは、ゲームが止まっている時にレフリーの許可を得て、衣服、防具、スケートやスティックの調整や修理する事が認められている。ランニングタイムのゲームの場合は、試合中に1回のみとする。
また、レフリーの許可を得てゴーリーマスクを交換する事が認められているが、ゴーリーマスクを修理をしたり試着に時間を取る事は出来ない。
d: ゴーリーによるルール違反については、マイナーペナルティが科せられる。
e: プレーヤーが着用するロングパンツは、膝の部分が破れて防具が飛び出しているものは使用出来ない。レフリーが警告した後、そのまま同じ状態でゲームに参加した場合は、マイナーペナルティが科せられる。
ルール 610 選手登録に伴うペナルティ
a: ゲーム前のロースター提出時に登録された背番号と違う背番号でゲームに出場した場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
b: ゲーム終了時に提出されたロースターに出場の記載がされていない選手が出場した事が発覚した場合、ゲームは成立したものとみなすが、記録上ペンチマイナーペナルティが科せられる。
c: 提出されたロースターに出場の記載がされていない選手がゴール又はアシストをした場合、そのゴールは認められず、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
d: ゲーム終了後に、提出されたロースターに出場の記載がされていない選手がゴール又はアシストが発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすが記録上ペンチマイナーペナルティが2つ科せられる。
また、当該選手が得たポイントは記録されない。
e: ロースター提出時に登録された背番号と違う背番号でゲームに出場し、ゴール又はアシストをした場合そのゴールは認められるが、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
ゲーム終了後に、提出されたロースターに登録されている背番号と違う背番号の選手がゴール又はアシストが発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすが記録上ペンチマイナーペナルティが科せられる。
f: 提出されたロースターに選手登録がされていない選手がゲームに参加した場合、その試合は没収試合となり、スコアは0-15(10分×2ピリオドの場合は0-8)となる。
ゲーム終了後に、提出されたロースターに登録されていない選手がゲームに参加したと発覚した場合、ゲームは成立したものと見なすがその選手に記録上10分間のペナルティタイムが科せられる。
g: 複数の選手に背番号間違えが発覚した場合、同時に2つのベンチマイナーペナルティが科せられる。これは、背番号間違えの選手が5人いても10人いても変わらず2つのベンチマイナーペナルティのみとする。
ルール 611 アンスポーツマンライクコンダクト、スピッティング
a: レフリー及び、オフィシャルの判定に対して争ったり、レフリー、オフィシャルに対して粗暴な言動を取ったり、ゲーム中に相手を挑発するような行為をする選手には、アンスポーツマンライクコンダクトのマイナーペナルティが科せられる。
同選手がそのような行為を継続した場合はミスコンダクトペナルティが科せられる。
コーチやチームスタッフの場合、最初にベンチマイナーペナルティを科せられ、その行為を継続する場合は、ゲームミスコンダクトペナルティを科せられる。
b: ホイッスル後にパックを打ったプレーヤーは、レフリーがパックを打つのを止めるのに十分な時間があったと判断した場合に、マイナーペナルティが科せられる。
c: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにマイナーペナルティかベンチマイナーペナルティが科せられる。
1 ペナルティ後、レフリーの指示通りにペナルティベンチや更衣室に向かわない場合。
2 プレーヤーベンチまたはペナルティベンチからリンク内に、何か物を投げ込む場合。
3 オフィシャルの任務の遂行を(身体的にではなく)妨害する場合。
4 口論が発生した場合、関与していないプレーヤーが争いに加わった場合。
5 いかなる場合でも、スティックでフロアやフェンス、クリアボード、ゴールを叩いた場合。
6 ゴール後に、相手ゴーリーの近くや相手プレーヤーベンチに向かって挑発的な行動を取った場合。
d: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにミスコンダクトペナルティかゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
1 誰に対しても、ゲーム前、ゲーム中、ゲーム後に、卑猥または粗暴な言葉を使ったり、オフィシャルの判断に対して不服を示した場合。
2 プレーが止まっている際に、故意にパックを打ったり、レフリーが届かない場所まで故意にパックを投げた場合。
3 ペナルティベンチに向かう以外の目的でレフリークリーズに入り、レフリーから去るように依頼されたのに従わなかった場合。
4 手やスティックを使って、レフリー及び、オフィシャルに触れるか掴んだ場合。
5 レフリー及び、オフィシャルに対し、言語やジェスチャーで侮辱した場合。
f: 選手またはチームスタッフが以下のいずれかの行為を行った場合、チームにマッチペナルティが科せられる。
1 いかなる方法でも、故意にレフリー及び、オフィシャルや相手チームスタッフに身体的な害を及ぼすか、試みた場合。
2 いかなる場合においても、相手チーム選手、相手チームスタッフ、レフリー及び、オフィシャルに対してツバを吐いた場合。
3 ゲーム前、ゲーム中、ゲーム後に、フロアのどこででも、卑猥なジェスチャーや人種差別をした場合。
ルール 612 パックは動いていなくてはいけない
a: パックは、ゲーム中常に動いていなくてはいけない。このルールに対する違反が著しい場合、レフリーは警告をしその後も違反を続ける場合はマイナーペナルティを科す事が出来る。
b: パックを自陣ゴール裏に運ぶ事を除いて、攻撃側のチームが自陣でパックを保持したら、相手チームに進行を妨害された場合とショートハンドの場合以外は、パックを相手ゴールに向かって進まなければならない。
Note 1: このルールの目的は、パックを保持しているチームがショートハンドの場合を除いて、攻撃をチャレンジしなかったり、自陣でパックを持ったりパスをして時間を遅延させないようにするためである。
c: プレーヤーは自陣のゴール裏に再編成することが許されているが、パックを相手ゴールに向かって進めるよう努めなければならない。
レフリーが意図的に悠長にプレーしていると判断した場合、プレー中に問題のチームに口頭で注意を喚起しなければならない。
d: 故意にゲームを遅らせるような方法でボードなどでパックを意図的に保持するプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
e: パックがネット上に3秒以上放置された場合、プレーは停止され、最寄りのエンドフェイスオフスポットでフェイスオフが行われる。
f: パックがゴールネットの上に乗ってしまった場合、プレーは直ちに止めなければならない。
g: パックがプレーエリアを囲むボードの上に乗ってしまった場合は、プレー中であるとみなされ、手やスティックによって合法的にプレイされることがある。
ルール 613 パックのアウトオブバウンズ及びアンプレアブル
a: 打たれたパックがフロア外へ飛び出してしまったり、ボード等に当たってフロア外の物にぶつかった場合、これらのルールで特に明記されている場合を除き、パックが外に出た位置又はボード等に当たった位置の最寄りのフェイスオフスポットからフェイスオフを行う。
b: パックがゴールの外側のネットに入りプレーが出来なくなったり、両チームのプレーヤー間で意図的又は他の方法でパックが動かなくなった場合は、レフリーはゲームを停止し、最寄りのフェイスオフスポットより再開する。
Note 1: これには、守備側のチームの介入なしに、守備側チームのゴールネットの背面にパックを撃った攻撃側のプレイヤーによって引き起こされたプレーの停止が含まれる。
Note 2: すべてのプレーヤーは、いつでもゴールネットの背面からパックを取り出してプレイすることができる。しかし、パックがネット上に3秒以上残っている場合はプレーは停止され、エンドフェイスオフスポットから再開される。
ルール 614 ディレイングザゲーム
a: 意図的にプレーエリア外にパックを打ったり投げたプレーヤー、ゴーリーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: このペナルティは、プレーが止まっている際にプレーヤーまたはゴーリーが意図的にプレーエリア外にパックを打ったり投げた場合にも適応される。
b: ガラスやスクリーンで保護されていない場合を除いて、ゴーリーがどこにも触れずに直接パックをプレーエリア外に打った場合は、マイナーペナルティが科せられる。
c: レフリーの警告の後に、リンク内に正しいプレーヤー人数を揃えられなかった場合、そのチームにはベンチマイナーペナルティが科せられる。
d: レフリーの警告の後に、フェイスオフの適切なポジションにつかないプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: ゴールポストを通常ポジションから意図的にずらすことによりゲームを遅らせる選手には、マイナーペナルティが科せられる。
このようなペナルティが試合終了2分前かオーバータイム時に起こった場合、相手チームにペナルティショットが与えられる。
1 ブレイクアウェイの際にゴールポストを通常ポジションから意図的にずらした場合、相手チームにペナルティショットが与えられる。この際、シュートを打つのは最後にパックを保持していたプレーヤーが打つ。
2 パックがゴールラインを越える直前に、ゴールポストが守備側のプレーヤーまたはゴーリーによって故意に動かされた場合、レフリーの判断によりマイナーペナルティかペナルティシュート、または認定ゴールとなる。
f: 道具の測定をリクエストした際、測定結果が合法だった場合は、測定をリクエストしたチームにベンチマイナーペナルティが科せられる。
g: ショートハンド時を除いてパックを保持しているチームが、攻撃を仕掛けずにパックを後ろに戻したり、守備側のゾーンでゲームを遅延させた場合、レフリーの判断でマイナーペナルティが科せられる可能性がある。
プレーヤーは自分のゴールの後ろから攻め直すことが許されているが、パックを前に進めるよう努めなければならない。レフリーが時間稼ぎが意図的であると判断した場合、試合中にチームに口頭で注意を喚起しなければならない。
ルール 615 インターフェアランス
a: パックを保持していないプレーヤーの進行を妨げたり、意図的に相手のスティックを叩きおとしたり、落ちたスティックを拾おうとしたものを妨害したり、壊れたスティックやパックを投げたり蹴ったりして、相手の気を削ごうとしたプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: ゴーリー以外で最後にパックに触れたプレーヤーを、パックを保持しているプレイヤーと見なす。
b: パックを保持している側のチームプレーヤーが、パックを保持しているプレーヤーを「行かせる」為に、守備側のプレーヤーを妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: プレイヤーベンチにいるプレイヤー、またはペナルティベンチにいるプレ-ヤーがプレー中に相手のパックの動きに干渉した場合、マイナーペナルティが科せられる。
この措置がブレイクアウェイ時に行われた場合は、ペナルティショットが与えられる。
d: スティックまたは身体を使用した物理的接触で、ゴールクリーズ内のゴーリーの動きを妨害したプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
e: 攻撃側プレーヤーが守備側プレーヤーの行動によって、物理的に干渉されてゴールクリーズ内に入っている時に、守備側プレーヤーに妨害された状態のままゴールが入った場合、このゴールは認められる。
f: ゴーリーがフロアにいない場合に、チームスタッフを含む合法的にフロアにいないプレーヤーが身体やスティック、その他の物を使ってパックの動きや相手プレーヤーを妨害した場合、即座に相手チームに認定ゴールが与えられる。
g: 守備側のチームが自陣でパックを保持している場合、そのチームの他のプレイヤーが、相手プレーヤーに対してスクリーンを使ってパックキャリアに対する干渉を妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
h: フェイスオフの際に、相手プレーヤーがパックを保持していないのに妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
i: パックキャリアがドロップパスを行った後に、意図的に相手プレイヤーと身体を接触させて妨害した場合、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: すべてのプレイヤーが各々のゴールの前にポジション取りしようとして発生する偶発的接触は、インターフェアランスや不必要な荒い行為とは見なさない。
しかし、いずれかのプレーヤーが相手にチャージしたり、ボティーチェックをした場合、レフリーの裁量でインターフェアランスやチャージングなどのマイナーペナルティが科せられる。
プレイヤーが相手チームのプレーヤーをクロスチェックした場合、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティを科すことが出来る。
ルール 616 観客によるインターフェアランス
a: プレーヤーが観客につかまれたりプレーを妨害された場合、レフリーはゲームを停止しなければならない。
妨害されたプレーヤーのチームがその時点でパックを保持していない場合を除き、プレーはホイッスルを吹く前まで完全に戻され、最後に停止した場所からフェイスオフされる。
b: 観客を物理的に妨害するプレーヤーは、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられ、事態はMHLディレクターに報告され、さらなる措置がとられる。
c: レフリーは、ゲームの進行を妨げる物がフロア内に投げられた場合、ゲームを停止し、停止した最寄りのフェイスオフスポットからフェイスオフをする。
ルール 617 エルボーイング
a: どのような方法でも肘を使って相手プレーヤーにファウルしたプレーヤーには、マイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: エルボーイングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
c: エルボーイングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: エルボーイングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 618 ボディーチェッキング
a: パックの有無にかかわらず、意図的に身体にチェックをしたプレーヤーには、レフリーの裁量により、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
b : ホイッスル後に身体にチェックをした選手は、レフリーがその選手がチェックを止めるのに十分な時間があったと判断した場合に、マイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
c : 身体へのチェックにより、相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
d: 身体へのチェックによりメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
e: プレーヤーの後方からの身体へのチェックを行ったプレーヤーは、自動的にメジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
f: 身体へのチェックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
Note 1: パックを取るために、パックに対してプレーしているプレーヤー達の身体の接触は、ボディーコンタクトとして認められる。
しかし、パックを奪うために直接身体に対して接触した場合はボディーチェッキングのペナルティとなる。
ルール 619 ボーディング
a: 相手をフェンスに向かって突き飛ばしたり、ぶつけたりしたプレーヤーは、レフリーの裁量によりマイナーペナルティまたはメジャーペナルティが科せられる。
b: 身体へのチェックやフェンスへぶつけるようなチェックにより、相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
c: フェンス際でのチェックでメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
d: フェンス際でのチェックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 620 チャージング
a: 相手に向かって走ったり、飛びかかったり、チャージした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: ゴールクリーズにいるゴーリーにチャージした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
ゴーリーに対して不必要なコンタクトをした場合は、インターフェアランスかチャージングによるマイナーペナルティ、またはメジャーペナルティが科せられる。
c: チャージングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった場合、レフリーはチェックをした選手にメジャーペナルティを科さなければならない。
d: チャージングによりメジャーペナルティを科された選手は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
e: チャージングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 621 ファイティング及びラッフィング
a: 乱闘に参加したプレイヤーには、メジャーペナルティと同時に自動的にゲームミスコンダクトペナルティが科される。
レフリーが乱闘の扇動者であると判断したプレーヤーには、さらにマイナーペナルティを科され、MHLによる追加処分の対象となる。
乱闘前または乱闘中にユニフォームを脱ぐプレイヤーは、扇動者として扱われる。これは、両チームともに適応される。
b: 報復したり、報復しようと試みたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。しかし、そのプレーヤーが争いを続けている場合、メジャーペナルティまたはダブルマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーは、このルールに基づいてペナルティを科す事に広く権限が与えられている。
c: フロアから離れて乱闘に関与するプレイヤー、またはフロア外にいる他のプレイヤーと乱闘するプレーヤーには、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
d: グローブを積極的にまたは脅迫的に落としたプレーヤーは、自動的にゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
グローブを落として相手を殴ったプレーヤーは、MHLディレクターの判断の下、最低3試合のサスペンションを受けなければならない。
e: 選手が、既に進行中の乱闘に介入したとみなされた場合には、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
f: 口論があった場合、当該プレーヤー以外のすべてのプレーヤーは、直ちにプレーヤーベンチへと戻ること。
口論がプレーヤーベンチで行われた場合、フロア上の選手はチームのディフェンディングゾーンに行かなければならない。
このルールを遵守しなければ、そのチームにベンチマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリー及び、オフィシャルに抵抗する選手は、ミスコンダクトペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
Note 2: ゴーリーがゴールクリーズを出てすぐ近くの口論に参加した場合、ゴーリーにマイナーペナルティが科せられる。このペナルティは、口論の間に発生したペナルティに加えて行われるものとする。
ルール 622 プレーヤーベンチ又はペナルティベンチから離れる行為
a: 口論が起きている場合、どのプレーヤーもプレーヤーベンチから離れることは出来ない。このルールに違反するプレーヤーには、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
レフリーは、更なる制裁の可能性について、MHLディレクターにこの違反行為を報告する。
b: ペナルティが終了する前にペナルティベンチを離れたプレーヤーには、プレーが進行中であるか否かにかかわらず、そのペナルティが終了した後に追加でマイナーペナルティが科せられる。
c: プレーの停止中に口論が発生した際にペナルティベンチを離れたプレーヤーは、現行のペナルティ終了後、発生した他のペナルティに加えて、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
d: もしペナルティが完全に終了する前にプレーヤーがペナルティベンチを離れた場合、タイムキーパーは時間を記録し、レフリーに直ちにプレーを停止させるようにシグナルを送る。
レフリーはペナルティをされた側のチームのゴールチャンスが完了するまでプレーを続けさせることができる。
e: タイムキーパーの間違いで時間切れになる前にフロアにプレーヤーが戻った場合、追加のペナルティを科すことはないが、間違えた分の時間を過ごさなければならない。
f: パックを保持している攻撃側のプレーヤーが、ゴーリーと1対1の状態の時、その間に違法に相手プレーヤーが入ってきた場合は攻撃側のプレーヤーにペナルティショットが与えられる。
g: 相手ゴーリーがいない状態でパックを保持している攻撃側のプレーヤーが、相手プレーヤーに後ろからペナルティを犯されたり、相手プレーヤーがスティックや防具などを投げることによって、ゴーリーのいないゴールに向かってクリアなシュートが出来なかった場合、攻撃側のチームに認定ゴールが与えられる。
h: 相手ゴーリーがいない状態で無人のゴールを攻撃している側のプレーヤーが、違法にゲームに参加した相手プレーヤーによって妨害された場合、レフリーは直ちに妨害された側のチームに認定ゴールを与える。
i: レフリーの許可なしに、ゲーム開始後にフロア内に入るチームスタッフには、ベンチマイナーペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
負傷したプレーヤーに立ち会う機会を利用して、判定に 対して文句を言ったり、問題について話そうとするチームスタッフには、「レフリーに対する暴言」としてペナルティが科せられる場合がある。
j: ペナルティをしたプレーヤーが、そのプレーヤーのミス又はタイムキーパーのミスでペナルティが終わる前にリンクに戻ってしまった際に、そのチームがゴールした場合、そのゴールは認められない。
ルール 623 トゥーメニプレーヤーズ・オン・ザ・フロア
a: チームは、1名のゴーリーと3名のプレーヤー、又は4名のプレーヤーをフロアに出す事が出来る。フロア上にこの人数より多いプレーヤーがいた場合は、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
b: ベンチ前の1.5mの仮想区域内に戻るまで交替のプレーヤーはベンチから出ることは出来ない。
もし、交代のプレーヤーがすでにフロアに出ている状態で、ベンチに戻るプレーヤーがベンチに戻る前に故意にパックにプレーしたり相手プレーヤーに接触した場合、ベンチマイナーペナルティが科せられる。
しかし、パックが偶発的に当たった場合はペナルティとはならず、プレーは続行されるが、当たった側のチームプレーヤーがパックを保持した場合、試合は止められ最寄りのフェイスオフスポットから再開される。
c: トゥーメニプレーヤーズ・オン・ザ・フロアのペナルティは、ペナルティを犯した際にフロア上にいるプレーヤーが遂行しなければならない。
d: プレーヤーベンチのフェンス上から、スティックや身体の一部などがフロア上に飛び出てしまっており、そのスティックや身体の一部などがパックやプレーヤー、レフリーに当たってしまった場合、レフリーより警告が行われ、2度目に当たった場合はベンチマイナーペナルティが科せられる。
ルール 624 クロスチェッキング
a: 相手に対してクロスチェッキングをした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
b: クロスチェッキングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
c: ゴーリークリーズにいるゴーリーにクロスチェッキングした選手には、レフリーの裁量でマイナーペナルティかメジャーペナルティが科せられる。
d: クロスチェッキングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
e: クロスチェッキングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 625 バットエンディング
a: 相手に対してバットエンディング(スティックの柄で相手を突く)をしたプレーヤーや、バッドエンディングを試みた選手にはメジャーペナルティが科せられる。
Note 1: バットエンディングを試みるとは、相手に当たっていてもいなくても、バットエンディングのジェスチャーをしただけでも含まれる。
b: バットエンディングを試みる行為は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
c: バッドエンディングを相手選手に当ててしまった選手には、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
d: バットエンディングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 626 ヘッド・バッテイング
a: 相手に対してヘッドバッティング(頭突き)をしたプレーヤーや、ヘッドバッティングを試みたプレーヤーにはメジャーペナルティが科せられる。
Note 1: ヘッドバッティングを試みるとは、相手に当たっていてもいなくても、頭突きのジェスチャーをしただけでも含まれる。
b: ヘッドバッティングを相手プレーヤーに当ててしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
c: ヘッドバッティングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 627 ホールディング
a: 相手プレーヤーの手や足、または身体を掴んだり、押さえこんだプレイヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: 相手プレーヤーのフェイスマスクを掴んだプレイヤーにはメジャーペナルティが科せられる。
c: 相手プレーヤーのフェイスマスクを掴んで相手に怪我をさせてしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
ルール 628 スティックホールディング
a: 相手プレーヤーのスティックを掴んだプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: プレイヤーは自分自身の危険を回避するために、相手のスティックを掴んで取り除く事が出来る。
Note 2: プレイヤーのスティックが相手プレーヤーの防具やユニフォームに引っかかった場合、その行為が意図的でなく、そのスティックをすぐに手放した場合はペナルティーは科されない。
ルール 629 フッキング
a: スティックを引っ掛けて相手プレーヤーの進行を妨げる、または妨害しようとするプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: フッキングにより相手プレーヤーを怪我させたプレイヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
cフッキングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科される可能性も含まれている。
ルール 630 キッキング・プレーヤー
a: 他の選手を蹴ったり蹴ろうとした選手には、ルール645に基づいて、マッチペナルティが科せられる。
ルール 631 キッキング・ザ・パック
a: パックをキックすることはすべてのゾーンで許可されるが、攻撃側のプレーヤーのキックではゴールは認められない。しかし、攻撃側プレーヤーのディフレクションの場合は、ゴールが認められる。
b: 攻撃側のプレーヤーが蹴った道具(スティック、ヘルメット、グローブなど)がパックに当たってゴールに入った場合、ゴールは認められない。
ルール 632 ニーイング
a: どのような方法でも膝を使って相手プレーヤーにファウルしたプレーヤーには、マイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: 膝を使ってファウルした結果として相手プレーヤーに怪我を負わせたプレーヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
c: ニーイングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: ニーイングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 633 スラッシング
a: スティックで叩くことによって相手プレーヤーの進行を妨げること、または妨害しようと試みるプレーヤーにはマイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: MHLでは、スティックを下から叩き上げるスティックリフトは認めているが、グローブやグローブ付近を叩いたり、過度な力で下からスティックを叩いた場合は、マイナーペナルティとなる。
c: スラッシングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーは、(スイングの範囲内であろうとなかろうと)相手プレーヤーを実際に叩かなくとも、パックにプレーしているという口実で相手プレーヤーを脅す事を目的として大きくスティックを振ったりしたプレーヤーに、ペナルティを科す事が出来る。
d: 口論の過程で相手プレーヤーに対してスティックを振るプレーヤーには、ルール645に基づいてマッチペナルティを科す事とする。
e: レフリーがプレーを止めたかどうかにかかわらず、パックを保持していないプレーヤーが、ゴールクリーズ内でゴーリーが押さえているパックに接触する事は出来ない。接触した場合マイナーペナルティが科せられる。
f: スラッシングによりメジャーペナルティが科せられた場合は、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
g: スラッシングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 634 スピアリング
a: 相手にスティックを突き出す、またはスティックを突き出そうとするプレーヤーには、メジャーペナルティが科せられる。
Note 1: スピアリングは、身体への接触の有無にかかわらず、スティックを突き出す行為が行われるすべての場合を含むものとする。
b: スピアリングを試みた場合のペナルティは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
c: スピアリングを相手プレーヤーに接触させてしまったプレーヤーには、メジャーペナルティとゲームミスコンダクトペナルティが自動的に科せられる。
d: スピアリングは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
ルール 635 トリッピング
a: スティック、膝、足、腕、手、肘のいずれかを使用して相手を倒したり、倒そうと試みたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: プレーヤーが間違いなくパックに対してポークチェックをし、それによってパックを保持したとレフリーが判断した場合、ペナルティは科されない。
b: シュートブロックを除き、プレーヤーがフロアに意図的に飛び込み、相手プレーヤーに接触して引っ掛けたり、転倒を引き起こした場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: トリッピングにより相手プレーヤーを怪我させてしまった選手には、メジャーペナルティが科せられる。
d: トリッピングによるメジャーペナルティは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティが科せられる可能性も含まれている。
e: 攻撃側のプレーヤーが敵陣でパックをコントロールし、ゴーリー以外の相手プレーヤーがいないブレイクアウェイの場合、ゴールの機会を妨害するように後ろから引っ掛けるか、または他の方法でゴールの機会を妨害された場合、妨害されたチームにペナルティショットが与えられる。レフリーは、攻撃側プレーヤーが守備側プレーヤーにパックを奪われるまで、プレーを止めてはならない。
Note 1: 「パックのコントロール」とは、パックをスティックで推進させる行為を意味する。もしそのプレーヤーがパックを推進させている間に、他のプレイヤーまたはその他のプレーヤーの用具に触れられたり、ゴールポスト等に当たりルーズパックになった場合、プレイヤーはもはやパックをコントロールしているとは言えない。
ルール 636 スルーフッティング
a: 相手プレーヤーの足またはスケートを背後から暴力的に蹴る、又は相手プレーヤーを後ろに引っ張りながら下から足を打ったり蹴ったりしたプレーヤーには、マッチペナルティが自動的に科せられる。
ルール 637 ハイスティック
a: 肩の正常な高さを超えてスティックを持つ事は禁止されており、レフリーの裁量により、このルールに違反したプレーヤーにはマイナーペナルティ又はメジャーペナルティが科せられる。
b: レフリーは、プレーヤーが肩の正常な高さを超えてスティックのいずれかの部分を保持することにより、相手プレーヤーの顔や頭を怪我させた場合、偶発的な接触による怪我の場合はマイナーペナルティ2つ(ダブルマイナーペナルティ)を、違反しているプレイヤーの不注意な接触による怪我の場合にはメジャーペナルティを科すものとする。
c: ハイスティックによりメジャーペナルティを科されたプレーヤーは、レフリーの裁量でゲームミスコンダクトペナルティを科される可能性も含まれている。
d: ハイスティックは、ルール645に基づいて、マッチペナルティとして扱う事が出来る。
Note 1: このルールの例外:スラップショットの開始時と終了時に、スティックが肩の高さより上になることがある。しかし、スティックが必要以上に長く高い位置にあった場合、ペナルティが科される事がある。
Note 2: 相手プレーヤーとの接触がなければ、ペナルティを科す必要はない。
e: 肩の通常の高さを上回るパックをスティックで打つことは禁止されており、打ったチーム側がそのパックを保持するとゲームは直ちに停止し、次の場合を除いてフェイスオフは保持した側のチームのエンドフェイスオフスポットより行われる。
1: 守備側のプレーヤーが打ったパックを相手チームが触った場合、プレーを続行しなければならない。
2: 守備側のプレーヤーが打ったパックが自陣のゴールに入ってしまった場合、そのゴールは認められる。
ルール 638 ブロークンスティック
a: スティックが破損したプレーヤーは、ただちに破損したスティックを落とさなければ、プレーに参加できない。
スティックを落とさずにプレーに参加したプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1: レフリーの判断で通常のプレーには不適当とされたスティックを破損したスティックとする。
b: ゴーリーは、プレーが止まるか、ルールに則ってスティックが手渡されるまで、壊れたスティックでプレーを続ける事が出来る。
c: スティックが破損したプレーヤーは、いかなる場所からでもリンク内に投げ入れられたスティックを受け取る事は出来ないが、プレーヤーベンチからはスティックを受け取る事が出来る。
ゴーリーは、いかなる場所からでもリンク内に投げ入れられたスティックを受け取る事は出来ないが、プレーヤーベンチまで行かずにチームメイトから渡されたスティックを受け取る事が出来る。
このルールに則っていない方法でスティックを受け取ったプレーヤー、ゴーリーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 639 スローイングスティック
a: 守備側のチームプレーヤーまたはチームスタッフが故意に守備ゾーンのパックに対しスティックまたは他の物を投げたり撃ったりした場合、レフリーはプレーを完了させ、ゴールされなかった場合はペナルティショットを行う。
しかし、相手ゴーリーがいない状態で守備側のプレーヤーもいない無人のゴールに向かって攻撃側のプレーヤーがパックを保持している際、守備側のチームの誰かが投げたスティックやその他の用具により、ゴールの機会を失った場合は、攻撃側のチームに認定ゴールが与えられる。
b: ペナルティショットや認定ゴールになる場合を除いて、パックを保持しているプレーヤーに向かってリンク内からスティックやその他の用具を投げたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
Note 1 プレーヤーが壊れたスティックを、プレーまたは相手プレーヤーに干渉しないような方法でフロア上ではなくリンクの側面に捨てることによって廃棄した場合、ペナルティは科されないものとする。
c: スティックやその他の用具を、フロア外や観客に向かって投げつけたプレーヤーには、ミスコンダクトペナルティ、またはゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
ルール 640 ハンドリングパック・ウィズ・ハンズ
a: 選手がパックを意図的に手で掴むと、プレイは停止しフェイスオフが行われる。ただし、パックがすぐに落ちた場合は、プレイを続行することが出来る。
b: ゴーリーがセーブすると、その試合は止められフェイスオフが行われる。ただし、レフリーからの最初の警告の後、不必要にパックを保持しているゴーリーは、ディレイングザゲームによりマイナーペナルティが科せられる事がある。
c: レフリーの判断でゴールされるのを妨げようとして、ゴーリーが意図的にパックを防具の中に入れたり、ゴールネットの上にパックを置いたりした場合、ゴーリーにはマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: このルールの目的は、パックが常に動くようにすることであり、ゴーリーがゲームを止めるために引き起こす不必要な行動にはペナルティが科せられる可能性がある。
d: ゴーリーを除き、プレー中にプレーヤーが手で床からパックをピックアップした場合、そのプレーヤーにマイナーペナルティが科せられる。
e: プレーヤーが、プレー中にゴールクリーズ内の床から手でパックをピックアップするか、またはゴールクリーズ内でパックを押さえつけた場合、プレーは直ちに停止し、相手チームにペナルティショットが与えられる。
f: プレーヤーは、空中のパックを平手で止めたり、打ったり、パックを押して床を滑らせる事が出来る。
しかしレフリーの判断で、意図的にチームメイトのいる方向にパックの向きを変えた場合は、ゲームは直ちに停止し、ゲームを停止させたチーム側のミドルフェイスオフスポットよりフェイスオフを行う。
しかし、これらのアクションが守備ゾーンで実行される場合、このルールは無視される。
Note 1: このルールの目的は、パックが常に動くようにすることであり、レフリーは意図的にチームメイトへパックの向きを変えた事でそのチームが優位になった場合以外は、プレーを止めてはならない。
g: 攻撃側のプレーヤーが手で打ったパックがゴールに入った場合、ゴーリーを含む守備側のプレーヤーに当たったとしてもいかなる場合でもゴールは認められない。
ルール 641 イリーガル・パックハンドリング
a: ブレードの先端やつま先、またはかかとでパックを押し付けて運ぶ事は違反と見なされ、レフリーの警告の後、同じプレーをしたプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
b: いかなる場合でも、パックをスティックに乗せたままプレーする事は出来ない。スティックに乗せたままプレーをしたプレーヤーには、レフリーが口頭での警告を行う。
同じプレーヤーが同じゲーム中に再度パックをスティックに乗せたままプレーした場合、プレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 642 フォーリングオンパック
a: ゴーリー以外のプレーヤーが、意図的にパックに覆いかぶさったり、パックを体の下に入れた場合はマイナーペナルティが科せられる。
Note 1: ディフェンスがシュートブロックのために膝をついた際に、パックが体の下に入ったり、ユニフォームや防具の中に入ってもペナルティにはならないが、手を使ってプレー出来ないようにした場合はすぐにペナルティとなる。
b: ゴーリーが完全にゴールクリーズ外にいる状態で、ゴールラインを越えて後ろにあるパックに覆いかぶさったり、パックを引き寄せ身体の下に隠したり、ボードを使ってパックを保持しようとした場合、マイナーペナルティが科せられる。
c: ゴーリー以外の防御側プレーヤーは、パックがゴールクリーズ内にあるときにパックを押さえたり、パックを身体または手の下に入れることはできない。
このルールを犯した場合、プレーは直ちに止められ、違反チームに対してペナルティショットが命じられるが、他のペナルティは与えられない。
Note 1: このルールは、違反が発生した瞬間にパックがゴールクリーズ内に入っている場合にのみ、ペナルティショットが与えられるように解釈されるものとする。
しかし、パックがゴールクリーズの外側にある場合、ペナルティショットは与えられずにルール642(a)が適用され、マイナーペナルティが科せられることがある。
違反が発生したときにゴーリーがゴール内からパックを動かした場合、ペナルティショットの代わりに相手チームに認定ゴールが授与される。
ルール 643 パックが見えなくなった場合及びイリーガルパック
a: ポジションの取り合いや、プレーヤーが誤ってパックを下敷きにしてしまった場合、またはパックがレフリーから見えなくなった場合、レフリーはすぐさまホイッスルを吹きゲームを停止させる。
これらのルールで特に明記されている場合を除き、プレーが中断された最寄りのフェイスオフスポットにてフェイスオフが行われる。
b: プレーしている最中に、誤って他のパックがフロア内に入ってきてしまった場合、パックの保有権が相手チームに移るまで、試合は続行される。
Note 1: レフリーの裁量で、誤って入ってきたパックがプレーに干渉した場合、プレーは直ちに停止するものとする。
ルール 644 イリーガル・エキップメント、デンジャラスエキップメント
a: レフリーの判断で、ケガを引き起こす可能性があると思われるプレーヤーの用具の使用を禁止する事が出来る。
b: レフリーは、不正な用具でプレーに参加しているプレーヤーに警告をする。その警告に従わずに、同じ用具を使用してプレーしたプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
c: ヘルメットが適正着用されていない場合(顎紐が緩い、外れている、バイザーが斜めになっているなど)は、レフリーが警告をし、その警告に従わずに同じ事をした場合、そのプレーヤーには、マイナーペナルティが科せられる。
b: MHLでは、床材保護のためスティックのブレードに対し、縦方向にテープを巻く事を禁止している。これは、ブレードの下部のテープを切っていても同じく禁止している。
テープ等を使用したい場合は、ブレードに対して横方向にテープを巻く事。レフリーからの警告後も同じスティックを使用している場合、そのプレーヤーにはマイナーペナルティが科せられる。
ルール 645 相手プレーヤーへ怪我をさせた行為
a: 相手に意図的に負傷を負わせたプレーヤーには、マッチペナルティが科せられる。 事態は更なる処置のためにMHLディレクターに報告されるものとする。
b: ペナルティを科された時から5分間のプレータイムが経過するまで、ペナルティを犯したプレーヤーの代行プレーヤーを出場させる事は出来ない。
ルール 646 ラインルール
a: オフサイド、クリアリング、パワープレータッチアップ等のあらゆるラインルールは適応されない。
ルール 647 インクリーズ
a: 攻撃側のプレーヤーは、ゴールクリーズ内に静止する事は出来ない。目安としては2~3秒である。
攻撃側のプレーヤーがゴールクリーズ内で静止した場合、プレーは停止されインクリーズとなる。インクリーズを取られたチーム側のミドルフェイスオフスポットよりゲームは再開される。
b: プレーヤーは、ゴールクリーズ内を通る事が出来るが、ゴールクリーズ内でパスを受ける事は出来ない。
c: ゴールクリーズ内にいるゴーリーに、故意でなくともぶつかったり接触して倒してしまった場合や、守備側のプレーヤーを押したり突いたりしてゴーリーに接触させた場合、インターフェアランスやチャージングのペナルティが科せられる事がある。
d: 攻撃側のプレーヤーが、ゴールクリーズ内を通っている間に、ゴールが入った場合、ゴーリーが適切にプレーする能力に一切影響を与えていなかった場合は、ゴールは認められる。
また、ゴールクリーズにいたとしても、守備側のプレーヤーに押されたり突かれたり、ファウルを受けた事が原因の場合は、ゴールは認められる。
しかし、レフリーが攻撃側のプレーヤーが、ゴールクリーズから出るのに十分な時間があったと判断した場合は、インクリーズとなりゴールは認められない場合もある。
1: ショートハンド
ショートハンドとは、ペナルティによってフロアにいるプレーヤーの数が相手チームより少ないことを意味する。
プレーヤーが各チーム3人ずつの場合、最大3人 vs 2人、プレーヤーが各チーム4人ずつの場合は、最大4人 vs 2人となる。
マイナーペナルティ、ベンチマイナーペナルティによるショートハンドは、ゴールを決められる事で終了するが、それ以外のペナルティによるショートハンドは、ゴールを決められても終了しない。
2: アドバンテージ
ゲーム中にペナルティが起こり、レフリーが手を挙げてペナルティを示している状態の事を指す。
ペナルティを犯したチームがパックを保持するまで続く。
3: ブレイクアウェイ
攻撃側のプレーヤーが、相手ゴーリーとの間に他の相手プレーヤーがいない状態。
相手ゴーリーとの1対1の状態を指す。
4: 選手
このルールブックでは、プレーヤー、ゴーリーの総称を指す。
5: ロースター、スコアシート
ロースターとは、ゲーム前に提出するそのゲームに参加する選手を登録する用紙を指す。
スコアシートとは、ゲーム終了後にオフィシャルによってチームに渡されるゲームの結果を記入したシートを指す。
6: サドンデスのシュートアウト
サドンデスのシュートアウトは、先にゴールしたチームが勝利となる。
シュートアウトには先攻、後攻があるため、先攻のチームがゴールを決めても、後攻のチームもゴールを決めた場合は、シュートアウトは続行する。
先攻のチームがゴールを決め、後攻のチームが外すか、先攻のチームが外して、後攻のチームがゴールを決めた場合、ゲームが決着する。
7: サスペンション
ゲームへの出場停止を指す。
ゲームミスコンダクトペナルティやマッチペナルティ、その他の問題などがあった場合、MHLディレクターの裁量によって出場停止の期間、ゲーム数が決定する。
8: ディフレクション
足や身体の一部などにパックが当たって、反射したり、角度やコースが変わる事を指す。
ショートハンドとは、ペナルティによってフロアにいるプレーヤーの数が相手チームより少ないことを意味する。
プレーヤーが各チーム3人ずつの場合、最大3人 vs 2人、プレーヤーが各チーム4人ずつの場合は、最大4人 vs 2人となる。
マイナーペナルティ、ベンチマイナーペナルティによるショートハンドは、ゴールを決められる事で終了するが、それ以外のペナルティによるショートハンドは、ゴールを決められても終了しない。
2: アドバンテージ
ゲーム中にペナルティが起こり、レフリーが手を挙げてペナルティを示している状態の事を指す。
ペナルティを犯したチームがパックを保持するまで続く。
3: ブレイクアウェイ
攻撃側のプレーヤーが、相手ゴーリーとの間に他の相手プレーヤーがいない状態。
相手ゴーリーとの1対1の状態を指す。
4: 選手
このルールブックでは、プレーヤー、ゴーリーの総称を指す。
5: ロースター、スコアシート
ロースターとは、ゲーム前に提出するそのゲームに参加する選手を登録する用紙を指す。
スコアシートとは、ゲーム終了後にオフィシャルによってチームに渡されるゲームの結果を記入したシートを指す。
6: サドンデスのシュートアウト
サドンデスのシュートアウトは、先にゴールしたチームが勝利となる。
シュートアウトには先攻、後攻があるため、先攻のチームがゴールを決めても、後攻のチームもゴールを決めた場合は、シュートアウトは続行する。
先攻のチームがゴールを決め、後攻のチームが外すか、先攻のチームが外して、後攻のチームがゴールを決めた場合、ゲームが決着する。
7: サスペンション
ゲームへの出場停止を指す。
ゲームミスコンダクトペナルティやマッチペナルティ、その他の問題などがあった場合、MHLディレクターの裁量によって出場停止の期間、ゲーム数が決定する。
8: ディフレクション
足や身体の一部などにパックが当たって、反射したり、角度やコースが変わる事を指す。
ペナルティの名称 | Rule | 標準 | 追加の処分 | 更に危険な場合 |
---|---|---|---|---|
選手登録に伴うペナルティ | 610 | ペンチマイナー | - | - |
アンスポーツマン ライクコンダクト | 611 | マイナー/ベンチマイナー | ミスコンダクト/GM | - |
スピッティング | 611 | MP | - | - |
ディレイングザゲーム | 614 | 警告/マイナー/ベンチマイナー | ペナルティショット | - |
インターフェアランス | 615 | マイナー | メジャー/ペナルティショット | - |
観客へのインターフェアランス | 616 | GM | - | - |
エルボーイング | 617 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
ボディーチェッキング | 618 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
ボーディング | 619 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
チャージング | 620 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
ファイティング及び ラッフィング | 621 | メジャー+GM | MP | MP |
プレーヤーベンチ又は ペナルティベンチから離れる行為 | 622 | マイナー | メジャー+GM | - |
トゥーメニプレーヤーズ・ オン・ザ・フロア | 623 | マイナー/ベンチマイナー | - | - |
クロスチェッキング | 624 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
バットエンディング | 625 | メジャー | メジャー+GM | MP |
ヘッド・バッテイング | 626 | メジャー | メジャー+GM | MP |
ホールディング | 627 | マイナー | メジャー | メジャー+GM |
スティックホールディング | 628 | マイナー | - | - |
フッキング | 629 | マイナー | メジャー | - |
キッキング・プレーヤー | 630 | MP | - | - |
ニーイング | 632 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
スラッシング | 633 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
スピアリング | 634 | メジャー | メジャー+GM | MP |
トリッピング | 635 | マイナー | メジャー | メジャー+GM |
スルーフッティング | 636 | MP | - | - |
ハイスティック | 637 | マイナー/メジャー | メジャー+GM | MP |
ブロークンスティック | 638 | マイナー | - | - |
スローイングスティック | 639 | マイナー | メジャー/ペナルティショット | ミスコンダクト/GM |
ハンドリングパック・ ウィズ・ハンズ | 640 | マイナー | ペナルティショット | - |
イリーガル・パックハンドリング | 641 | マイナー | - | - |
フォーリングオンパック | 642 | マイナー | ペナルティショット | - |
イリーガル・エキップメント、 デンジャラスエキップメント | 644 | マイナー | - | - |